平成20年9月28日、メンバー有志が 第35回 KMA 琵琶湖ラジコン水上機大会に出場しました。
当日はもう夏も終わりで肌寒く、午後からは雨もパラつくというあいにくの天気でしたが、TEAM BISAI-RCメンバーは日ごろの練習成果を遺憾なく発揮し、出場7名中4名が入賞するという快挙を達成しました。


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出場メンバーは・・・

オープン級: Ishi(カーチスR3C-0)
CIVIL(プラウドバード)
初 級: 所長(シーハンター60)
やまちゃん(シーハンター25)
kikuちゃん(BOSTON)
宮大工ん(カルマート・スポーツ40)
中 級: B-31(シーハンター45)
CIVIL(フラッシュRS改)(ダブルエントリー)

そしてチームリーダーの伊藤さんです
また、競技開始後ほどなくして、KIKUCHIさん、GOTOさんが応援に駆けつけてくれました。

オープン級参加のIshiさん
どうしてもカーチスのエンジンが始動しません。
スロットルの開閉が逆、延長したプラグヒート・ケーブルの電圧降下、など複数要因があり、原因究明、修正に手間取ったようです。
2回のアテンプトを経てやっとフライトにこぎつけました。が、・・・・
綺麗に離水が決まったまでは良かったが、安定がいまいちで苦しいフライト
遠くで機体の姿勢が見えなくなり、急降下、悪夢の空中分解が襲いました。
ぜひまた修理、再起させてください!
CIVILのプラウドバードは今年で2回目の出場です。
豪快なパイロン・ターンを決めましたが、あまりウケはしなかったようで・・・
オープン級ではいくつかの大型機が出場。
しかし、エンストや姿勢を見失っての不時着水も多く、1艇しかない救助艇は大活躍でした。
車田選手と谷本選手の二式水戦が同時飛行。華麗な飛行に会場が沸きましたが、タッチ・アンド・ゴー直後に2期が空中接触。車田機は翼がもぎ取られて墜落しました。
谷本機は翼端フロートを1つもぎ取られるも無事に着水、喝采を浴びました。

オープン級優勝はこの谷本機
3位は墜落した車田機に与えられました。

2位は突然のエンストにもかかわらずうまく目の前に着水した国山選手の大型機、九四式水上偵察機が獲得しました。

今回の審査方法は、以前からの人気投票によるものではなく、ジャッジの判断によるものでした。
その審査基準は明確ではありませんでしたが、会場を大いに沸かせた順に賞が与えられていたようで、概ね納得のいくものでした。

さて、次はいよいよ初級演技の開始
我がTEAM BISAI-RCから参戦の4名が、競技前に気合を入れます。
(本当はすでに心臓ドキドキ、膝がガクガクです)
グループ一番手、kikuちゃんのスタート。
なぜかエルロンのトリムが大きく狂っており、必死で手で押さえながらの飛行でした。
残念ながら最初のループが捻れて会場上空に侵入、松林の中に不時着しました。
飛行前には機体を良く点検しましょう!
2番手は宮大工んさんです
同じグループのメンバーが連続しないように、順番が1番飛びになってました。関係者のご配慮に感謝します。
ループのセンターがちょっと狂ったりしましたけど概ね良好!
タッチアンドゴーも綺麗に決まり、余裕のVサイン。
3番手、所長さんはさすがベテラン!
そつなく演技をこなし、初級優勝を勝ち取りました。
その腕で初級はズルイですよぉ〜 来年はぜひ中級にステップ・アップしてくださいね。
3番手、やまちゃんです
ちょっと緊張気味で硬くなったか?
いつもの切れとスムーズさがありませんでした。
やはり競技会となるとあがっちゃうんですよね〜
初級で大注目を浴びていたのが本機、芝山選手のオテンバGP?
なんと!200%(=2倍)スケール機です。
ゆったりした素晴らしい演技で初級2位を獲得。
初級の競技が終わったところで昼休みを兼ね、OSのバイオエタノールエンジン搭載機がデモフライト。そのクリーンさもさることながら、ガソリンエンジンを少しマイルドにしたような柔らかく低音のサウンドはスケール機には最適かと思われました。
午後は中級の競技がスタート
我がチームは、ベテランB-31氏、そしてCIVILがエントリーしました。
CIVILは中級トップバッターで演技を開始。
微風さざ波の絶好の上で、苦手のタッチ・アンド・ゴーも綺麗に決まりましたが、最後の着水で「なして?」と思うほどの酷いポーポイズに涙を飲みました。
B-31氏は練習の成果十分、終始落ち着いた演技で高得点をマークし、今年の中級優勝を飾りました。

今回の出場者は各クラス併せて35名、十分2ラウンドが可能な人数と思っていたのですが、やはり陸上機と違い、特にオープン級、初級の参加機でエンスト、転覆などのトラブルが多く、回収に時間がかかりました。
結果、競技としては1ラウンドで打ち切り、その後は閉会時間まで自由飛行となりました。
ここで、TEAM BISAI-RC は有志3名(B-31、やまちゃん、CIVIL)でチーム・タッチ・アンド・ゴーを敢行。水上機での新しいイベントを提案し、注目を浴びました。

当日は一日穏やかな天候に恵まれ、皆さんそれぞれに心地よい緊張感を感じながら秋の琵琶湖を満喫しました。

そんな中、TEAM BISAI-RCは大健闘!
初級では、優勝:所長、3位:宮大工ん
中級は、優勝:B-31、3位:CIVILが獲得。

実力を出し切った人あり、ちょっと不完全燃焼の人あり、それぞれの思い出、来年への決意を胸に、琵琶湖を後にしました。

本レポート作成に当たっては、B-31さん、宮大工ん、GOTOさんの写真を使用させていただきました。
どうもありがとうございました。(文責:CIVIL)