平成25年6月16日

 去る6月16日、恒例の琵琶湖水上機大会が開催され、当クラブから4名の選手が参加しました。
梅雨真っ盛りのこの時期に開催される同大会ですが、不思議と中止になったことが殆どありません。
今回も、梅雨らしからぬ晴天に恵まれ、大会は盛大に開催されました。。

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今当クラブからの参加は、中級: B-31Super、CIVIL オープン級: issi、所長の4名。ほか、ITOH、森ブロックさんが応援で来てくださいました。


競技は、オープン級、初級、中級の順でフライトが行われ、次第に風が強く、波も高くなってくる中、熱戦が展開されました。
当クラブでは、issiさんがオープン級第3位、B-31Super氏が中級優勝、CIVILが中級第2位と大活躍!
1,2,3フィニッシュ?の好結果に終わりました。
オープン級参加の各選手の機体をいくつかご紹介
フェアチャイルドPT-19は、神戸ラジコンクラブから参加の湯川選手の機体。SAITO180エンジン搭載の大型機で、さすがにこのぐらいになると迫力があります。
リバーサイド・フライング・クラブ 安藤さんは昨年に引き続き電動ダクテット・ファンのコンベア・シーダートXF-2Y。
今年も見事な飛行を見せてくれました。
ダクテット・ファン機がもう1機、シルバーウイング・クラブ、上原さんのNOAHは翼の上にファンを2器装備した自作飛行艇。パワーも十分で軽快な飛行を見せてくれたこの機体が、オープン級第2位。
SSE北川辺ラジコンクラブ、大友選手のジプシーモス、強風の中ゆったりとした飛行で、オープン級の優勝をさらいました。飛行はさすが大型機と思っていましたが、残念ながら着水時にフロートを引っかけエンスト、救助艇のお世話になりました。
救助艇といえば、ラジコン技術誌にも紹介された救助専用?電動ボート
前方に機体を押すバンパー、釣竿のようなリールの先には機体を引っかけるフックがついており、中・小型機の回収に大活躍でした。
舞鶴模型クラブ、栗田さんのフライベイビーは、電動、初音ミク仕様?
シルクスパン(色絹)にインクジェットで印刷したキャラクターはなかなか渋い仕上がり。
それだけでなく、なんと!機体の前後左右、翼内に至るまで、高輝度LED装備の電飾仕様。飛行中もしっかり目立っていました。
わがクラブのissi氏は、出場予定であったサボイヤS-21を先週壊してしまい、代替機のマッキMC72での参加でした。
強風と大波の中、豪快にフライトを決め、オープン級第3位にねじ込みました。
最後、所長は、蛍光仕様のシーハンターで出場。シーハンター??
今年は、来年の中級出場のリハーサルだそうで...本当ですね?(笑)

 

カシオペアの加藤さんが、今月号ラジコン技術誌に登場したばかりの同社の新製品 COOの水上機仕様を持って参加。皆さん興味津々で眺めていました。
加藤氏は、そのCOOを駆って初級、中級の目慣らし飛行をスタート、ところが!

 

初級のタッチ・アンド・ゴーの途中、波頭にフロートを突っ込み転倒! 目慣らし飛行のはずが、目くらまし飛行になっちゃいました。

期せずして、COOは乾燥のために分解展示?されることに。
ふ〜ん、こんな風に簡単に分解できるんだ!


このあと、初級、中級のフライトが行われましたが、強まりつつある風と琵琶湖特有の大きなうねりの中、以下に最後までフライトを完遂できるか? 無事帰ってきた飛行機が入賞?というサバイバル・ゲームの様相を呈してきました。

オープン級の入賞メンバー

左から、
2位: 上原選手 自作電動ダクテット・ファン機 NOAH
優勝: 大友選手 ジプシー・モス
3位: ISSI(石垣)選手 マッキMC72

初級

優勝はなんと! 25エンジン4発の飛行艇で出場した、神戸ラジコンクラブの柴山選手、恐れ入りました。
第2位は豊川フライングクラブ、越知選手、第3位は舞鶴模型クラブの国山選手でした。

中級は、悪条件の中、安定した演技とタッチ・アンド・ゴーを見せたわがクラブのB-31Super氏が優勝、風に翻弄されて演技が乱れたCIVILが2位、僅差で、能登川スカイフレンズの橋本選手が3位となりました。

琵琶湖水上機大会にご参加のクラブ員の皆様、応援の皆様、どうもお疲れさまでした。
風、波の条件は厳しかったものの、一日楽しく水上機で遊べました。
ぜひまた来年も参加しましょう!

(文責:CIVIL)