「Boy Meets Balloons (Side Story)」

By KUIDAORE

「gum」


ボクは今とんでもないことになっちゃっている。
何がとんでもないかというと、信じられないくらい大きな風船ガムに、 全身がベッタリとくっついちゃっているんだ。
しかもそれがとっても気持ち良くて、今にもボクのあそこが破裂しちゃいそうだ。
こんなところをアイツに見られちゃったら・・・、ってそんなことどうでもいいじゃないか!
最初は駅前で綺麗なお姉さんが配っていたティッシュにくっついていたんだ。
「新発売のガムのキャンペーンをおこなってまぁーす!あ、ボクにもあげるね」
そのお姉さんがとっても綺麗なのと 「とっても素敵な風船ガム」 のキャッチコピーに釣られて ついもらっちゃった。
家に帰ってみたときにはパパもママもいなかったから、また風船で遊ぼうと思ったら ちょうどこのガムがあったから
膨らましてみようかと思ったんだ。
袋を開けてガムを口の中に入れると、さわやかなミントの味がしたよ。
で、ガムも柔らかかったからそのまま膨らましてみたんだ。 ふぅー、ふぅー・・・。
そしたらガムがすごい勢いで膨らんだからびっくりしたんだ。
そのまま何回か膨らますと、風船はボクの肩幅ぐらいにまで大きく膨らんだから、 もっと大きく膨らませて、
なおかつ周りにくっついても大丈夫なところで膨らますことにしたんだ。
それで選んだのがお風呂場、服は全部脱いでいる。
で、さっきよりももっと膨らましてみたら、これがものすごく膨らんじゃったんだ。
「わぁ・・・」 なんていって2メートルくらいになった風船ガムを抱きとめていたら、 そのままベタァとくっついちゃった・・・。
風船ガムは割れそうなのに、離れられないよ〜。
そしてさらに困ったのが、この風船ガムがとっても気持ちイイことなんだ。
巨大な風船ガムは、ボクがジタバタ動くたびにフワフワと動いて、全身を優しく押してくれているみたいなんだ。
もちろん元気なアソコも気持ちよく撫でてくれるから、 だんだん癖になってきてジタバタしちゃう・・・。
ああ・・・ ガムなのに・・・こんなに・・・。
口ではまだガムをくわえているのに、その風船につかまっちゃうなんて、 とってもヘンなのに気持ちいい・・・。
ああ・・・出ちゃうよ・・・。 ジタバタ・・ジタバタ・・・、ああっ! ばっしゃぁぁん!
フワフワの風船はそのままボクの愛情をたっぷりと受け取ってしまった。
ごめんね・・・でも、気持ちよかったよ・・・。
その後は驚くくらいにスムースだったんだ。
風船ガムもプシューなんて元気よくしぼんじゃったし、体についていたのも石鹸でやったら すぐに落ちちゃったし。
またやってみたくなっちゃったかも・・・。