夜風BB
今日は僕の部屋で“運動会”。それも“大人の”、です。
会場は、僕のベッドの上。“選手”は、僕と彼女の二人だけ。
もちろん、体育着は要りません。
彼女が脱いでいる間、僕はゴム風船をブロアにセットした。
スイッチを入れると、大きな音を立てて風船が膨らみだす。「それ風船?」
「そうだよ」
「わかった。お尻で風船割るやつやるんでしょう」
「いやーこの大きさだとお尻で割るのは無理だと思うよ」そう。今膨らましているのは、真っ赤な3フィートバルーン。
「ちょっと、どこまで膨らむの?」
「3フィートだから、90cmぐらいかな」
「結構大きいわね」
「風船は好き?」
「大好き!子供の頃から。でもこんなに大きいのは初めて」会話しているうちに、風船は規定の大きさに達した。
ブロアから外して、ノズルの所を結んだ。止め具を使わなくても何とか結ぶことができた。「ハイ、出来上がり」
「わー貸して貸して!」ベッドに腰掛けた彼女がはしゃいで脚をバタバタと動かしてせがんだ。
僕は彼女に風船を渡した。「わーでっかい!」
しばらく両手で掴んで風船を見回していた彼女。
やがて風船を軽く上へ投げ上げた。
そして、落ちてきた風船を片手の手のひらでポーンとトス。「こんなに大きいのに軽〜い」
風船には艶があり、照明を反射して輝いていた。
傍らで眺めていると、風船が彼女の手元に下りてくる度に、ツルツルとした表面に彼女の顔、そして胸が映し出された。
あぁあのツルツルした表面に乳首が触れないかなぁ、と期待していたら、彼女が急に、落ちてきた風船をバッと抱きしめた。「うふっ!風船大好き!私の赤い風船」
風船にもたれかかるように抱きしめる彼女。結構パンパンに膨らましたので、押し付けられた乳房がつぶされている。透ける風船じゃないので、乳首がどうなっているかはわからないが。
「ねぇ、この風船で何やるの?」
「最初の種目は、大玉転がしだね」
「これを転がすのね。でも、どこに転がすの?」
「じゃあまず、そこのベッドに、仰向けになって寝て。風船は僕持ってるから」
「こう?」彼女は言われるがままにベッドに仰向けになった。
「そうそう」
彼女の伸ばした両脚の先。僕はその下に枕を挟んで、脚先を少し高くした。
「あっ、わかった。そこから風船転がすんでしょ」
「そうそう。これがちょうど“レール”になる形」僕はその“レール”の上に風船を載せた。
「じゃ、行くよ。あっ、風船が横に落ちそうになったら手で戻していいから」
「わかった。早く早く!」手を放した。ちょうどスロープになった彼女の美脚の上を風船が自然と転がり出した。
大きさから言うとゴロゴロという感じなのに、重さを感じさせずに、艶を放ちながらコロンコロンと勢いよく転がってゆく。
あまりに勢いがいいので、股の所は通過してしまったが、うまい具合におへその上に載ってさらに転がり続ける。その先には“二つの山”が…。
どうなるかと見ていたら、“山”に当たった所でポンッと少し跳ね上がり、“山頂”に落下。「あん!」
彼女が思わず声を上げた。乳首に風船が当ると、柔らかい乳房の中に乳首が食い込んでしまう。
僕は思わず風船を取り上げると、脚先にあった枕を彼女の背中の下に入れて、胸が上に突き出るようにした。
そしてその上から、風船をドロップ。
これをしつこく何度も繰り返した。風船が胸の上で小刻みにバウンドする。「どう?感じる?」
「うん」
「まだまだ。これからが大玉転がしだよ」僕は今度は彼女の乳首の上に何度も風船を転がした。
両手を使って右へ左へ、艶を放ちながらコロンコロンと二つの“山”を行ったり来たりするように風船を転がす。
巨大風船に弄ばれる彼女の乳首。「ああああ…」
風船が乳首の上に乗り上げるたび、彼女は声を上げた。
乗り上げる、といっても、乳房の中に乳首が埋没してしまう。
特に乳首に押し付けているわけでもないのだが、やはりこれぐらいの大きさの風船だと、風船の自重に柔らかい乳房が負けてそうなってしまうのだろう。「信じられない!こんなにでっかいものが私のオッパイの上に乗ってるなんて…」
「そうだね。これが鉄の塊だったら…」
「とっくに死んじゃってる」たまに一つの乳首の上で風船をコマのように回すと、特に感じるらしい。
「気持ちいい!これ。くすぐったさがたまんない。すっごく感じるの。乳首でこんなにでっかいものを支えてるなんて。ねぇもっとやって!」
「いいけど、僕の方も気持ち良くさせてよ」彼女のこの姿を見ていたら、僕の方もビンビンに立ってきてしまっていた。
その先っぽが風船の表面に映ると、その先っぽの“望み”どおり、僕は思わず、それで風船をツンッと突いてしまった。
風船は二つの“山”の上を転がって、向こう側へこぼれ落ちそうになる。
すると、彼女がそれを手で軽く打ち返した。風船は来た道をまた転がって戻ってきて、僕の先っぽにツンと当たる。「あぁ僕も気持ちいい〜」
再び“望み”がかなった先っぽ。
僕は彼女の乳首の上に乗った風船の横から何度も先っぽで軽く突いた。突かれるたびに“山頂”から転げ落ちそうになる風船を彼女が手でサポート。「ねぇ、今度は“白組”の番にしてよ」
「白組?」
「今“白組”作るから」僕はブロアにパールホワイトの3フィートをセットし、スイッチを入れた。またたく間に白い大玉が出来上がった。
「うわー、そんな色もあったのね。そっちの方がいいかも」
「ダメ。これは僕の。じゃあさ、今度は僕の方がそこに寝るから」彼女が赤い風船を持って立ち上がり場所を開けると、今度は僕がそこに仰向けに寝た。
すると、股の所から“マスト”が1本、直立していた。「その風船さぁ、さっきオッパイでやったみたいに、この上に落として」
「落とすの?」
「そう。ちゃんと先っぽに当たるようにね」彼女は赤い風船に代えて白い風船を両手で持つと、それを“マスト”の上空高く持ってきた。それだけなのに、先っぽがヒクヒクと動き出した。
「ねぇまだ何もしてないのに何か先っぽが動いてるわよ。面白〜い」
「きっと早くやってほしいんだよ」
「わかった。じゃあ“白組”行きま〜す!」彼女が手を放した。ドロップされた風船がすぐさま先っぽに衝突。見た目はドスンとした感じなのに、当った時の先っぽの喜びようといったらなかった。
「痛くないの?」
「全然。もっとやってよ」言われるがままに彼女はこれを繰り返した。風船に打たれる度にムクムクと硬くなってゆくのがわかる。
「不思議〜。だんだん元気になっていくみたい」
「じゃあ今度は、これに擦りつけながらぐるぐる回して」
「えっ、どうやって?」僕は風船を自分で持つと、見本を見せた。要するに、“マスト”を中心にして、それに擦りつけながら、その周りを回るように風船を転がすのだが。
「わかった。運動会のやつみたいに、転がして“旗竿”の所を回ってUターンしてゆくのね」
「いや、Uターンしなくていいから、ずーっと回ってて」彼女は要領を呑み込んだらしく、風船を擦りつけて回し始めた。
「気持ちいい〜。やっぱ風船気持ちいい」
何度もこの言葉が漏れる。“マスト”が風船に弄ばれる。時々力が入ったのか、彼女は“マスト”をなぎ倒すように転がして擦りつけたりした。
「“棒倒し”もやっています」
彼女がそう言って笑った。
「あっ、今気づいたけど、ここにも“玉”があるわね。“二つ”も」
「うん、そこも転がされて気持ちいいよ」
「大玉で“小玉”転がし、ね」しばらくこの“小玉転がし”が続いたが、幾ら気持ちよくてもここで行っちゃうわけにはゆかない。
「そろそろ、次の“種目”に行こう」
「何でしょう?」
「“組体操”です」
「組体操?どうやるの?」
「大玉を使ってやります」そう言って僕は立ち上がると、ベッドの真ん中に白い風船を据えた。
「じゃあ、この上に座って」
「えっ、座るの?大丈夫?割れちゃったりしないの?」
「大丈夫だよ。爪で引っかいたりでもしなければね」こう堂々と言えるのも、何度もその手のDVDを見て予備知識があるから。これは彼女には内緒だけどね。
「じゃ、じゃあ…」
半信半疑なのか、それでも彼女は恐る恐る風船の上に腰を下ろした。もっとも、風船が転がっていかないように僕が手で押さえていたけど。
彼女が風船に体重を預けると、お尻の所がグニャリと凹んだ。が、結構空気をパンパンに入れたので、凹みはそれほどでもない。「ホントだ。大丈夫みたい」
やっと彼女が信じてくれたようだ。それどころか
「ボヨンボヨンして結構気持ちいい」
と、すっかり気に入った様子。
「でもこれ、バランス取るのが結構難しい。転がってっちゃいそう」
「そしたら、そのまま後ろへのけぞってごらん」言われるがままに彼女は風船に背中まで預けた。彼女の長い髪がバサッと広がって風船を包み込むように垂れ下がった。
「気持ちいい。まるで風船に包まれているみたいで」
包み込む程凹んではいないが、そんな感じがしたんだろう。
「ハイ、じゃあこれ上に乗っけるよ」
といって僕は、赤い風船を彼女の胸の上に。彼女の体は紅白の風船でサンドイッチになった。
彼女は両手で赤い風船を抱くと、それを乳首に擦りつけ始めた。どうやら快感を覚えてしまったらしい。「こうすると、オッパイも気持ちいい」
「では、もっと気持ち良くなる“組体操”始めます。風船しっかり抱いててね」僕は赤い風船を抱え込む彼女の両腕を掴み、二人で赤い風船を抱き抱える状態になった。そして、下の方はしっかり挿入。“組体操”開始だ。
ゆっくりと腰を動かすと、彼女の体が白い風船の上でバウンドする。その動きの助けもあって、ピストン運動が気持ちいい。「あ〜ん…夢みたい…こんなでっかい風船に挟まれて…」
「僕もだよ」
「よくこんなやり方思いついたわね」
「えっ、あ、あぁ…」まさか、何度もDVDを見て、一度試してみたかったなんて言えるわけがない。今日の目的がこれだったなんてことも。
幸い、彼女が会話できる余裕があるのもここまでだった。あとは言葉にならない喘ぎ声に変わっていた。「あぁはぁ〜ん、あ〜〜…はぁはぁはぁ、はふん、あ〜〜〜〜〜〜ん、あぁあぁあぁ…」
僕も徐々に力が入る。風船のバウンドを巧みに利用しながら、ピストン回数が増えて行く。
もっとも、赤い風船が死角になって、彼女の顔が見えないのが難点なのだが。赤い風船の脇から見えるのは、白い風船の上でバサバサと踊る彼女の髪だった。「あんっあんっあんっあんっあんっあんっ」
彼女の喘ぎ声がだんだんと振動に合うようになってきた。僕はここで、白い風船の表面が、彼女の汗によって光っているのに気づいた。
「気持ちいい!もう行きそう!行きそう!」
僕も汗ばんできた。二人で抱え込んでいる風船が汗で滑って飛び出しそうになってきた。
「あぅあぅあぅあぅあぅあぅあぅあぅ」
「あーーーーーーーーーーーーーーー」二人の言葉にならない声が交雑する。
その時だった。二人の汗でさらにツルツルになった赤い風船が、とうとう二人の両腕からツルっと滑って、スポッと上に飛び出した。「もう行っちゃう!行っちゃう!あ〜〜〜〜アギャーーーー!」
(ドクンドクンドクンドクン…)
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、………あ゛〜〜〜〜〜」
この絶頂に合わせるかのように、僕たちの腕からまるで大砲のようにポーンと飛び出した赤い風船。回転しながら飛んでゆき、天井にボンっと当った。
それが彼女の顔の上を通過して舞い降りてきたが、もはやそれを掴もうとしないくらい、彼女は白い風船の上で脱力していた。両腕がダラリと風船の脇に垂れた。「あ〜〜〜行っちゃったー。気持ち良かった〜」
「…私も〜。やっぱりでっかい風船気持ちいい!もう最高!夢みたいだった………またこんな夢見てみたい」すっかり白い風船にゆらりゆらりと体を預けながら、彼女はうっとりと笑みを浮かべてそう言った。
「ハイ、これで“組体操”終わり!」
「それで、今日は紅組、白組、どっちの勝ち?」
「両方。」
「じゃあ、また運動会やろ!」