Green Grass E Jet Rally 2005(第2回 EDF MEET)
平成17年5月14日
去る平成17年5月14日、以前から気になっていた電動機のイベントに参加してきました。
場所は員弁ラジコンクラブ(IRC) 員弁川河川敷にある、小さいながらもよく整備された素敵な飛行場です。ちなみにこのイベントは、5月14,15日と開催される、「中部電動機の集い」の一部となっており、14日が遠方からお越しになる方の練習日+EDF(Electric Ducted Fan)の集いということになっています。私は他の行事の都合もあり、14日のみ参加してまいりました。
風に弱い(しかし音のしない)電動機とあって早朝から多くの飛行機が集まりました。
手のひらに乗りそうなネメシスから翼長2mを超えるT−33(じゃなくて、P−80だそうです)まで、これがみ〜んな電動!中でも注目はこの日が初公開(初飛行は先日成功)のかきちゃさんのF−104
このエンピツのような機体が飛ぶのか?という皆さんの興味津々な眼差しの中、F−104はバンジーで軽々と離陸、豪快で安定したフライトを披露しましたが・・・
この後はとても悲しくて書けません。詳細を見たい方は、Electric Ducted Fan の掲示板へどうぞ。
伊豆のしまやんさんのLIP20、こちらはF−104とは対照的なゴロンとした胴体の無尾翼機。
こちらは今日初飛行。バンジーを使って何回かグライドテストをした後いよいよ離陸。こちらも注目が集まります。
その機体形状からか、なかなかスピードに乗らず安定も悪くて苦しそうなフライトです。何とか高度を取ったところで機体は不意に右フラットスピンに・・・残念ながら回復することができませんでした。
福井のたけちゃんは京商F−16、T−33ほか多数を持参。
どれもリポパワーでかっ飛びます。「京商の飛行機はちょっと発売が早かったね。今ならリポでよく飛ぶだろうに」とは見ていた皆さん共通の意見でした。もう手に入れることは出来ない貴重な機体です。
左は完全自作のハインケル。
今回パワーアップして素晴らしい飛びを披露。
なんと、脚無しで芝生の飛行場でタッチ・アンド・ゴーを披露
電動ではありませんが、JETSETのジェット機各種、地上展示とタキシを披露。その音と迫力に注目が集まりました。
広く整備された飛行場が必要で、それなりの飛行テクニックが必要とされるなどまだまだ一般的とは言えませんが、だんだん値段も安くなり、ジェットエンジンそのものの取り扱いも簡単になってくるなど、じわじわと浸透してきそうな感じがします。
その他、電動ならでは変り種機や、モーターグライダー、ファンフライ、ヘリコプターやフライングスタイロスのスーパースケール機の編隊飛行など皆さん時間いっぱい大いに楽しまれました。
シゲちゃんが電動ヘリとグライダーで空撮をやってくれました。
電動機は振動が少なく、排気ガスで汚れないのでカメラの搭載にはもってこいです。
F−104の飛行シーンや、IRCの素晴らしい飛行場などを見事に映し出してくれました。空撮ビデオ(WMV9形式 3.1MB)
そうそう、忘れちゃいけないのが、あんさんが振舞ってくれた「塩ネギ」
「一度飛行場でやってみたかった」というあんさんが一生懸命作ってくれました。
とても旨かったです!この、Green Grass E Jet Rally に参加して思ったこと キットをただ作るだけでなく、パワーユニットの工夫・改造、新しい機体への挑戦など皆さん楽しみ方がそれぞれで情報交換も活発、ラジコン飛行機の楽しみ方の原点を見たような気がしました。
よく飛ぶもの、トラブるもの、残念な結果に終わったもの、いろいろありましたがそれぞれに手ごたえを感じ、また次回への課題を残し、すがすがしい気持ちで飛行場を後にしました。最後になりましたが、かきちゃさん始め、このイベントのために飛行場を提供し、運営していただいたIRCのメンバーの皆さんに感謝!
どうもありがとうございました。
本レポート中の画像は、Canon IXY Digital
50 にて撮影、
VIX Ver.2.21にて編集加工しました。