「ご寄稿」

模型の楽しさ、科学する心の大切さを未来へつなげ隊! in US

(M@小まっき、M@Kが原)

2021.10.27

Episode 1

さて、Episode-1 はこの写真からスタートです。

ある時は子供を乗せ、またある時は子供の遊び道具を乗せ、そして大勢の人の夢が詰まったおもちゃ箱などを乗せて運ぶ赤い4輪ワゴン。 日本人にはあまり馴染みが無いかも知れませんが、アメリカではほとんどの家に必ず一台あると言っても過言ではない「ラジオフライヤー」です。   あ、ちなみにラジオフライヤーって、決してラジコン飛行機の意味ではありません。(笑) 今を去ること90年ほど前のこと、当時はラジオや飛行機が先端科学技術の成果として多くの人達が憧れる存在でした。そして、未来を担う子供たちに夢と希望を抱いてもらう象徴的意味合いを込め、このネーミングをした様に聞いています。 (ネーミングの由来の細部の尾ひれのところは諸説あるみたいです。)

1992年にはこのラジオフライヤーを題材とした映画まで作られました。 映画のサブタイトルは"Powerd by Imagination!" 上記のネーミングの意図を理解して制作された中々良い映画だと思います。 ご興味がある方はこちら!    ↓
https://www.youtube.com/watch?v=6CBkyMJjHgw

公開当時日本でも上映されたみたいですが全く話題にもならず、残念ながら私も最近まで知りませんでした。 トムハンクスが重要な役回りを演じ、内容的にも結構作り込まれているこの映画。飛行機好きの心をくすぐる演出なども随所に散りばめられており、新コロ渦に伴うお家時間の有意義な過ごし方としてお勧めしたいです。 今では世の中便利になったもので、TSUTAYAさんやGEOさんのネットからポチッと宅配レンタルも出来ますよ!

2021/07/04(Sun) 21:39:37 [ No.6091 ] 

ラジオフライヤーの正しい使い方 on Moses Lake AirShow 2019 です。

なお、このエアショーで私が見聞きしたことについては、次回Episode-2以降でご紹介させていただきます。

2021/07/04(Sun) 21:44:29 [ No.6092]

お次は所変わって、私が所属していたMLRCM(Moses Lake RC Modelers:※1)の専用飛行場です。 ここはMoses Lakeにある Grant County International Airport(※2)のファイナルアプローチコースに位置するため、クラブの飛行場上空を実機がひっきりなしに通過していきます。 ちなみに、International Airportといっても定期便は就航しておらず、発着する機体の大部分は開発中の飛行試験機です。

※1:https://www.modelaircraft.org/club/moses-lake-rc-modelers
※2:https://www.airnav.com/airport/MWH

2021/07/04(Sun) 21:52:18 [ No.6093 ] 

クラブメンバーの多くは日本のRC愛好者と同様に高齢化が進んでいますが、日本のそれと随分違うと感じたのは、参加者の多くが家族連れ・子供連れでやって来ることです。 それぞれが思い思いに飛行場に集い、バーベキューパーティーなども含めた総合レジャーの一環としてRC機を楽しみ、そして、自然な形で子供達に模型飛行機の楽しさを伝えている・・・ その様子が今でも私の目に焼き付いています。

2021/07/04(Sun) 22:00:02 [ No.6094 ]

※広大な芝生、整備された飛行場、羨ましい限りです。
私もフォートワースに滞在したことがあるのですが、やはり湖の脇にこのような素晴らしい飛行場がありました。この国では、ラジコンもしっかり市民権を得ているのですね! 

Civilさんのカレー紀行の影響をちょっとだけ受け、この日のバーベキューメニューをご紹介します。 左の大きいお皿がメインディッシュで、牛肉煮込みバーガーのサラダ添え。 右の小さいお皿はサイドメニュー、西部地域では定番のポーク&ビーンズです。

MLRCMの皆さん、その節はご馳走様でした。m(_ _)m

2021/07/04(Sun) 22:15:10 [ No.6095 ] 

真ん中のベージュ色のチョッキを着ている人、MLRCMの最古参クラスのメンバーなのですが、もの凄い情熱を注いで取り組んでいたのが自作Xウイングファイターです。 この写真では分かりづらいですが、X型に配置した主翼によるプッシャー機の飛行原理を確立する為、少しづつ形状を変えた技術実証機をこれでもかという程たくさん作り飛行試験を繰り返すのが彼のライフワーク。 RC飛行機としての安定性・操縦性は決して褒められたものではありませんが、一応、離陸・上昇・旋回・下降・着陸の一連の動作は実現出来ており、更なる改良に日々励んでいました。   幾つになっても少年の心、科学する心を忘れない・・・それを自ら率先して見せ、次の世代に魂を伝えて行こうとする先達の姿に感心し、自分もかくありたいと思いました。

  〜 Episode-2に続く 〜

 2021/07/04(Sun) 22:28:04 [ No.6096 ]


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