「ご寄稿」
模型の楽しさ、科学する心の大切さを未来へつなげ隊! in US
(M@小まっき、M@Kが原)
2021.10.27
Episode 2
Episode-2に進む前に、MLRCMの専用飛行場についてちょっとだけ補足説明させていただきます。
飛行場の広大な敷地は州政府所管の公有地で、それを無償で借り受けているらしいですよ。
そして、アスファルト舗装の立派な滑走路や、クラブハウス、バーベキュー設備、トイレ、観客席など充実した諸施設については、AMAの運営母体となっている公益財団からの補助金、そして不足分は有志(どこかの大富豪?)の寄付で整備したみたいです。 出来れば日本でもこんな風になって欲しいんだけどなぁ〜、って思うのは私だけでしょうか?そうだ!
思い出してしまいました。
私って、何故か今でもAMAの会員のままなんです。
(実は、閉鎖することなく現地に残してきた銀行口座から自動継続で年会費が引き落とされちゃってます。笑)
もぉ〜こうなったら、この際ものは試しという諺もありますので・・・ 60's Soaring Club ? と 60's Sailing Club !、それからついでに(?)末期倶楽部もまとめてAMAのCharter Club や Special Interest Groups(※)として申請してみませんか?
あっ、いやいや、そんな事したら日本がアメリカの属国であることを宣言するに等しくて、周りから非国民として非難されちゃうかしら?・・・爆※:https://www.modelaircraft.org/about-ama/ama-organization/special-interest-groups
2021/07/09(Fri) 20:49:07 [ No.6100 ]
模型の楽しさ、科学する心の大切さを未来へつなげ隊! in USA のEpisode-2は Grant County International Airport で開催された Moses Lake AirShow 2019 の見聞録です。
(ちなみに、投稿のタイトルが長ったらしいと既定のカラムからはみ出しちゃうため、キーワードだけに絞った短縮版にしてみました。)さて、このエアショー見聞録のトップを飾る写真ですが、どれにしようか色々と迷った結果、これにしました。
どアップのレシプロエンジンはP&Wのワスプあたりかしら?
アメリカ人はこういうのをピカピカに磨き上げ、「どうだっ!素晴らしい機能美だろ〜♪」と言わんばかりにエントランスに飾って見せつけるのが大好きです。
たぶん、日本人的感覚では理解しづらい部分だとは思いますが・・・2021/07/16(Fri) 21:37:35 [ No.6101 ]
私が所属していたMLRCMは、このエアショーの主催者からの要請を受けて地上展示&デモフライトで参加しました。 クラブの横断幕の左側をご覧下さい。 横断幕をくくり付けたポールが風で煽られて飛ばされない様、ラジオフライヤーを重石代わりにしています。
これもラジオフライヤーの正しい使い方です。2021/07/16(Fri) 21:44:46 [ No.6102 ]
MLRCMには当初聞いていた話よりもかなり大きな区画が割り当てられ、その展示エリアをRC機で埋めるのが結構大変でした。
そこで、会長から全メンバーに対して次の様な暗号(じゃなくて、eメールで)指令が発せられました。
「当クラブの興廃はこの一戦に在り。 大小・新旧を問わず全ての手持ち機体を直ちに総結集し、各員一層奮闘努力せよ!・・・」(若干脚色してます。:笑) そして、このエアショー賑やかし隊の作戦の成功によってクラブへの入会を希望する若者などが増えるという多大な戦果(?)を得ることと相成りました。それにしても、右上の写真のゼロ戦やF4Uコルセアなどの大戦機が仲良く並んでいる様子を見るに付け、平和な時代に生まれたことを感謝するばかりですね!
右下の写真は、当クラブ一番の腕自慢エースパイロットがデモフライトを終え、大勢の観客の拍手喝采の中で無事帰投したところです。
ちなみに、これらの一連の写真のうち2機は私の作品です。(と言っても、市販の組み立てキットをそのまま組み上げただけの物ですが・・・)2021/07/16(Fri) 22:57:06 [ No.6103 ]
説明は差し控えさせていただきますが・・・ 一応、これも私の作品かな? 組み立てキットの様な訳にはいかないので、とっても大変でした・・・(笑) 2021/07/16(Fri) 23:47:07 [ No.6104 ]
※ そりゃそうだろ!(笑)
いろいろ苦労がおありだったと思いますが、返す返すも残念ですね!ここでちょっとブレークタイム。
腹が減ってはエアショー見物は出来ぬ・・・
洋の東西を問わず、この様な大イベントには付き物の屋台コーナーです。
ちなみに、現地の人達はフードトラックエリアと呼んでいました。ところで皆さん、アメリカンドックはご存じですよね?
でも、アメリカではそんな言葉は通じません。それは、アメリカにはアメリカンコーヒーなどという名前の飲み物は存在しないのと同じこと。
このお店で売ってる食べ物の名前は"Corn Dog(コーンドッグ)"です。2021/07/17(Sat) 00:15:15 [ No.6105 ]
コーンドッグと搾りたてレモネード、そして夏の定番かき氷(アメリカでの名前は"Shaved Ice")です。
今となってはもう2年も前の事なのでお値段が幾らだったか忘れてしまいましたが、とても美味しゅうございました。2021/07/17(Sat) 07:26:59 [ No.6106 ]
このエアショーで一番印象に残っている場面は、U.S.Air Forceの度肝を抜くデモフライトやUSAFスペシャルタスクチームによる喉自慢ステージなどではありません。(それはそれで楽しかったこともまた事実ですけど)
今回の連載投稿のタイトルは、以下の様な一連の写真などから思い起こした重要なキーワードとイマジネーションに由来しています。<写真左上> 子供達に模型飛行機の作り方を教えるコーナーです。 子供そっちのけでお父さんが工作に熱中しちゃっている様にも見えますが・・・(笑)
<写真右上> 飛行機が飛ぶ原理やその根底にある物理現象など子供には難しい科学の部分について、遊びながら体験的に理解してもらうコーナーです。
<写真左下> 前述のラジオフライヤーに乗った少年も自作デルタ翼機が完成し、ご満悦の様子です。
<写真右下> こちらは飛行試験コーナー。 自分で作った機体を早速最新式の電磁カタパルト、じゃなかった、ゴム動力方式のカタパルトを使って飛びっぷりを確認出来ます。日本に戻って来てつくづく感じるのは、我々日本人はこの様な部分に力を入れているんだっけ?・・・ 果たして、自称モノづくり立国(?)日本の未来は本当に明るいのかしらぁ〜〜? という事なのです。
2021/07/17(Sat) 21:09:55 [ No.6107 ]
一見、超大型RC機の様に見えなくもありませんが・・・
実はこれ、超小型ジェットアクロバティック機なんです。
こんな感じで、全米各地の大小様々なエアショーに登場し活躍しています。
↓
https://www.minijetairshows.com/それにしても、こうゆうのが商売として成り立ってしまうなんて、アメリカってやっぱり凄いですよね! Civilさんもちょっと試しに如何でしょうか?
この機体"SubSonex"にご興味がある方はこちら!
↓
https://www.sonexaircraft.com/subsonex/2021/07/18(Sun) 07:07:18 [ No.6108 ]
こちらはEAA(Experimental Aircraft Association:※)のブース。
日本人にはあまり馴染みが無い世界ですが、自作機(実機)の作り方を紹介しています。
細部を良くご覧ください。大きさがちょっと違うだけで、構造や作り方はRC機とほとんど同じですよね!
それから、Moses Lake Airshow は始まったばかりなのでまだ知名度が低いですが、いずれオシコシエアベンチャーの様なビッグイベントに育てていきたい・・・と言ってました。※:EAAにご興味がある方はこちら!
↓
https://www.eaa.org/eaa/aircraft-building/intro-to-aircraft-building
https://www.eaa.org/eaa/aircraft-building/kits-and-plans
https://www.eaa.org/eaa2021/07/18(Sun) 07:45:42 [ No.6109 ]
Episode-2の締めくくりは私の個人的趣味、水上機です。
これは消防飛行艇として北米各地で大活躍している、カナディアCL-415(※)の地上展示。
海や湖などの水面を滑走しながら短時間でタンク内に水を取り込み、そして一気に放水する仕組みとその細部構造などにとても感心しました。
最後の一枚にこの写真を選んだ理由は、それらの解説パネルなどに熱心に見入る子供の姿が印象的だったから・・・、私の心の叫びは、「水上機の未来よ、永遠なれ!」です。※:消防飛行艇にご興味がある方はこちら!
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https://en.wikipedia.org/wiki/Canadair_CL-415
https://www.youtube.com/watch?v=4bXU_edPzKI〜 Episode-3に続く 〜