NMFC 新年ちび電動機のつどい

平成17年1月4日

「シゲちゃん」に誘われて、西三河フライングクラブ(NMFC)の新年ちび電動機のつどいに参加してきました。
私の視点でその様子をレポートします。
なお、本レポートにはシゲちゃん及び豊田の林さんが撮影した画像を使わせていただきました。ありがとうございました。

いろんな機体を持って全員集合!

 

平成17年1月4日、風に弱く、しかし騒音のない電動機に都合がよい早朝7時、シゲちゃんの挨拶で集いは始まりました。
冬の冷たい雨が予報されていましたが、NMFC会員の皆さんを初め、近隣のクラブや遠くは石川県より、早朝から23人あまりが集まりました。
まずはNMFC名物、ちびプレーンによるパイロンレースです。レース規定はこちら
私もこの日のためにユニオンのマイクロメッサーシュミットを準備していました。
参加者は5名、それぞれの機体を手に持ち記念撮影の後、機体は一斉に空に放たれ40m間隔のパイロンに向かって突進しました。
抜きつ抜かれつの激しいデッドヒート。数周の後、第2パイロン付近でパシーンという音が聞こえました。私のメッサーとシゲちゃんのパープルバロンが空中衝突。もつれ合って墜落しました。
私のメッサーは胴体がまっぷたつ、シゲちゃんのパープルバロンは尾翼とプロペラがもぎ取られ、ギヤボックスも破損した模様です。しかしそこはシンプルなスチロール製、瞬間接着剤とエポキシで30分後にはもう戦列に復帰していました。
とても手軽で盛り上がるNMFC発ちびプレーンパイロン、参加者各々のクラブにも飛び火しそうな雰囲気です。
この日は基本的には「自由に飛ばそう会」
あちらで電動ヘリが実機感あふれるホバリングをしているかと思うと、こちらではEPPのファンフライが上を向いて停止。上空ではモーターグライダーがローリングサークルを披露・・・そう、これはいつもの林さんの機体ですネ!
シャーレ翼のホットライナーはViper佐藤氏のディスティニーと筆者のGHOST。独特の金属音を残して飛び回りました。

 

かきちゃさんはおなじみEDFのF−16と、新作A4Dを持参。いつもながらのカッ飛びでした。リポで軽量化されたF−16はなんとコブラまで披露。皆を魅了していました。

さて、もう一つのイベントは400クラススケール機の競演
この日のために徹夜で仕上げた?素晴らしい多くの機体が駐機場に並びました。

同盟国軍と連合国軍に分かれて空中戦をしましょう、という話だったのですが、皆さんほぼ初飛行でそんな余裕はなかったか、あるいはあまりに手をかけすぎて勿体なくなったか、
順番に1機ずつ飛ばすに留まりました。

 

そんな機体のいくつかをご紹介

 

コックピット作り込みと全塗装が素晴らしい零戦はmaguさん(フライングスタイロ)

 

 同じ零戦だが左右主脚が差動式で尾輪引き込みや増漕投下も披露したシゲちゃん(フライングスタイロ)
みんな凄すぎます!

いそちゃんのフォッケウルフはこのシリーズ機の先駆者。すべてはここから始まった?(フライングスタイロ)

引込脚の取付に苦労したスピットファイヤは筆者のもの(フライングスタイロ)

 

独特のガル翼で安定したフライトを見せたコルセアはViper佐藤氏(アルファモデル)と、柏原氏(GWS)

 

あと、FCmanさんのサンダーボルト(アルファモデル)と電工鳥人さんのヘルキャットも調子よく飛行しました。

これらのミニスケール機を見て、密かに購入の検討を開始した者も数名??

午前9時を回り、エンジン機も登場。maguさんのゼロ戦が爆音を響かせながら華麗な飛行を見せます。やはりスケール機は音も大切な要素であると実感。
昼も近くなり堤防を越える風も強くなってきました。ちび電動機には厳しいコンディションとなったところで本会はお開きとなりました。

電動機はこの1,2年でとてもよく飛ぶようになりました。
サーボを7つも搭載したスケール機がたったの500gで完成し飛行する。電動ダクトファンのジェットモデルがコブラを披露し垂直上昇・・・ほんの前までは考えられなかったことでしょう。
今まで触ったことがなかった人にもぜひ一度やってみて欲しいジャンルですね。
しかし、だからといって電動機はエンジン機に取って代わるのか?
それはNOでしょう。
エンジンにはエンジンの良いところ、電動には電動のメリットがあります。
それぞれの魅力を最大限に発揮してどちらも廃れることはないと思います。

本レポート中の画像は、Canon IXY Digital 200a にて撮影、
VIX Ver.2.21にて編集加工しました。


  
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