pentium4への扉(Gateway)
それは、先日会社に架かってきた1本の電話で始まりました。
電話の主は、「師匠」でした。いえ、私のゴルフの師匠....「CIVILくん、助けてよ。電源が入らなくなっちゃったんだよ」
聞けば、電源ボタンが押し込まれたまま戻ってこないとか。
掃除をしてもダメで、毎回、爪楊枝で引っ張り出しているそうな。
さあて、ATXのスイッチって交換出来たかな.....師匠のパソコンは、今は日本市場から撤退してしまった Gateway のもの。修理を頼んでもきっと時間がかかるんだろうなぁ、ということで思いついたのが、
「師匠、ケースごと替えちゃいましょうか?1万円しないっすよ!」
2年間使ったパソコン、気分転換にもなるし、それはいい!ということになり、師匠を連れてPCショップへ。ケースは、スチール、アルミ、ピンからキリまでありますが、ちょっと小さめのミドルタワーを選定。300W 電源も付いて \7400-、これで決まり! 早速、師匠の牛さんの中身を移植です。ちょっと自作気分を味わいながら、作業は小1時間ほどで終わりました。
新しくなった?パソコンを師匠に納品し、さて、外したケースをどうしましょうか...と言うが早いか、
「もういらん!」
の一声。喜んで貰って帰りました。
電源スイッチの不具合は、調べてみるとボタン部分のプラスチック部品が割れていました。レバー部分の片方が破損していたため、ボタンが斜めに傾いて入り、中で引っかかって出てこないようです。
これは何とか直りそう。ピアノ線を瞬間接着剤で貼り付け、取れないようにグラスウールで巻いて元の形にしてやりました。組み上げて動作チェックを行い、OK、OK!実は、この Gateway のケースは、私が欲しかった物の一つなのです。
以前、ネットオークションでも探してみたのですが、高くて高くて。それがひょんな事から手に入ってしまいました。
スッキリしたデザインとしっかりした作り。ドライブベイの多さも拡張性が高くていいですね。やはりこれで pentium4 マシンを組めっていう事でしょうか....
まあ、電源だけはちょっと貧弱なので交換する必要があるでしょうけど。これが「ユキちゃん」誕生のきっかけでした。