同系列機で翼長1600mmのMontonは多くの方が飛ばしていますが、このような破損の報告は聞きません。
Omeiも同構造と思われますが、機体重量、翼長の違い(1900mm)により荷重のかかり方が大きく異なるのかもしれません。
あるいは、製造上のバラつき(製造不良)により強度不足の個体があった可能性もあります。
現在、多くのARF機は中国や東南アジア諸国にて生産されています。
以前に比べてだいぶ品質は上がったとはいえ、中には粗悪な製造のものもあるようです。
問題のある飛行機がオークションなどで格安で売られている場合もあり、注意しなければなりません。
綺麗に出来上がったARF機を一旦ばらして構造の点検をするというのは現実的ではないかもしれませんが、エンジンや主翼周り、脚の取付部など、最低限重要な個所だけは良く見ておく、あらかじめ追加の補強をしておく、などの配慮が、安全対策として好ましいでしょう。