By BLUE
「第2話」
シュッ、シュッ、シュッ、シュッ・・・・、ハァ・・、ハァ、ハァ、
ボクはいつものようにオナニーをしている。
今日のオカズ・・・・、いや、パートナーは、青い24インチの風船。
膨らます前は紺色なのに、膨らますと、とっても透明感のある綺麗な青色なんだ。
赤い風船もいいけど、最近こっちもお気に入りだ。
足踏みポンプを踏みながら、ボクは一心不乱にしごく。
シュ、シュシュシュッ・・・・、あぁ・・・・・。ビュッ、ビュ、ビュ・・・。
勢いよく発射してしまった。とっさに風船にかからないようにかわした。
「もう少しでかかるとこだった。」今日は日曜日。
実は今日はこれが3度目のオナニー。
両親は昨日の晩から出かけていて、帰るのは明日の昼の予定らしい。つまり今日は1日中ボク一人。
料理だって簡単なものは出来るし、ほとんどの家事は慣れている。
つまり、今日は家の中なら裸でいられるんだ。
でも、ちょっとだけ恥ずかしいので、Tシャツだけは一応着ている。はーーー、いい気持ち。
朝起きて、大きくなっていたあそこをを赤い風船でもっと膨らまし、1回目。
朝ご飯の、パンに塗ったマーマレードの色から、オレンジの風船を連想してしまい、2回目。
今10時ちょっと過ぎ、この時間はテレビは再放送のドラマくらいしかやってない。
で、他にやる事も思いつかないし、青色の風船で3回目。
ボクは後始末をして、風船の空気を抜く。
しゅうーーーー。
興奮し過ぎてちょっと汗ばんでいたので、吹き口を顔に向ける。
ちょっと冷たい空気が、ほてった体をクールダウンしてくれる。
ふと鏡が、自分の視界に入る。
緑色のTシャツだけを身にまとった姿を、なんとなく鏡に映してみることにした。
「やっぱり、ボクってチビだなぁ・・・・。」
ボクの身長は150cmない。
それなのに、あそこは、この前ものさしで計ってみたら、15cmもあった。
「身長の一割以上もあるんだ・・・。でかすぎだよなぁ・・・・。」
と考えたら、なぜか膨らんできてしまった。
さっき出してから10分くらいなのに、したくなってきた。
「こんどは何色にしようかな・・・・。」
今度はピンク色の24インチにした。
ポンプに取り付け、ポンプをリズムよく踏みこむ。
ピンクの風船はみるみる膨らんでいき、それを見て僕のあそこはさらに膨らんでいく。
シュッ・・・、シュッ・・・。
4回目となると、いくら若いとはいえ、さすがにイキ辛くなっている。
でも、ボクは膨らますのをやめなかった。「はぁ、はぁ・・・・、おっきい・・・・。」
ピンクの風船は、洋梨型を通りこして、野球の応援の時に使うジェット風船のようになっている。
ボクのあそこそっくりだ。「ハァハァハァ・・・・。もっとおっきく、おっきく・・・・。」
シュシュシュシュシュッ!!
「あぁ!!」
ぴゅう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
ピンクの巨大な風船は、ボクが射精したのとほぼ同時に、
ポンプのホースの繋ぎ口から外れてしまい、部屋中を縦横無尽に飛び回る。バサッ。
ボクのちょうど目の前に、風船は落ちてきた。
つまり、まだ拭いていない精液まみれのあそこにかぶさってしまった。
「うわ〜〜〜〜〜!!」
ピンクの風船は、精液でべとべとになってしまった。
こうなると、拭き取るのも困難で、染み着いてしまう。水で洗って、乾かさなきゃいけない。
ボクは仕方なく、洗面所へ行き、石鹸を泡立てて、中に水が入らないように、手洗いした。
そして、日光は風船の天敵なので、部屋の壁掛けのフックに、吹き口をひっかけて吊るした。
こういう風に、風船は汚れると大変なんだ。その時、
玄関のチャイムが鳴った。
ボクはセールスマンか何かと思い、無視する事にした。
すると、
チャイムがけたたましく何度も押された。「絶対、アイツだ・・・・・・・・・。」
隣に住んでる宇佐美清香、同級生で幼なじみ。
そして、ボクが風船で興奮することを知っている唯一の人物・・・・・・。まるで壊れたかのように、ずっとチャイムの音が鳴り響く。
出てくるまで鳴らすつもりだ・・・・・・・。仕方なくボクは手早くふき取った後、ブリーフとズボンを穿き、玄関に向かった。
ものすごくイヤな予感がする・・・・。