By BLUE
「第4話」
シュッ、シュッ、シュッ、シュッ・・・・・・・。
シュシュシュシュシュ・・・・・・・。「マコトぉ、このくらいが限界じゃない?」
「いや、それはもっと大きくなるよ・・・。」
「えっ、そんな大きいの?割れちゃわない?」
「大丈夫。」隣に住んでる幼なじみ、宇佐美清香の突然の提案で、ボクの部屋を風船でいっぱいにするという企画が、風船の持ち主で、この部屋の主であるはずの、ボクの許可などいっさい得ずに進行していた。
ボクは仕方ないと思いつつも、このけっして広くないこの部屋で、相手は小さい頃数え切れないほど泣かされた、清香だと言う事を割り引いても、「女の子と風船を膨らまして遊ぶ」という夢のようなシチュエーションに、かつてないほどに興奮してしまっていた。「だんだん埋まってきたね。」
「う・・・・うん。」
「アンタも見てるばっかじゃなくて、手伝いなさいよ。」
「・・・・・・、わ、わかったよ・・・・・。」ボクも、ハンドポンプで、風船を膨らます事になった。
11インチのピンクの風船を先にはめて、手を動かす。
しかしボクは、ベッドの上で、体育座りの姿勢を崩せなかった。
なぜなら、ただでさえ大きくて困っているあそこが、いつもより一回り以上大きく膨らんで、ブリーフとズボンを突き破りそうな勢いで、パンパンになっちゃってる状態。
ボクは手を動かしながら、清香が、その無駄にでかい胸を揺らして、一生懸命、足踏みポンプをこいでいる姿と、どんどん大きくなっていく24インチの赤い風船に見とれていた・・・・・・。
そう、今清香が膨らましてるのは、いつもよくオカズ・・・・、いや、パートナーとして使っている風船だ。
ボクは、まるで清香にあそこをを触られてるような感覚になっていた。じわっ。
ブリーフの真ん中、つまりズボンのふくらみの頂点に、シミが出来たのを感じた。
もちろんボクはこれがなんであるか知っている。汗でもなければ、オシッコでもない。
オシッコと精液が混ざらないように、尿道をきれいにする液だ。えっと・・・、名前が出てこない。
とにかくこの液が出たって事は、もうすぐ射精しちゃうかも知れないって事だ。「マ、マコト、危ないよっ!!」
「え?」清香に言われて、ふと自分の手の方を見ると、ポンプの先には洋梨を通り越して、ヘチマのようになっている、ピンクの風船が付いていた。
「もうすこしで破裂するとこだったじゃん。なにぼーっとしてんのよ。」
「あ、ゴメン、ゴメン・・・・。」ボクは風船をポンプから外し、すこし空気を抜いてから、口を結んだ。
その時、足を崩してしまった・・・・・・。
清香に、テント状態のズボンの股間をモロに見られてしまった。「ほぉ〜、膨らましてたのは風船だけじゃ無かったんだ〜^^」
「え、え、だって、あ・・・・。」
「風船で大きくなっちゃうヘンタイくんだったよね〜、キミは。」ボクはとっさに開き直ることにした。
「あぁ、そうだよ、興奮してたよっ!!」
「風船に?あたしに?それとも両方?」
「・・・・・・・・」正直言って両方だったが、ボクはなぜか言葉が出なかった。
清香は、にやっと一瞬、笑顔を見せ、「こんなにエッチでヘンタイなマコトくんには、罰ゲーム!!」
「な、なんだよ、罰ゲームっていきなり・・・・・・・」
「風船は空気で膨らむよね、あそこはエッチな気持ちで膨らむわけ、だから・・・・・、」
「だから、何だよっ」
「あたしがアンタの風船を、破裂させちゃうの♪」
「え?」清香はTシャツを脱ぎ始めた・・・・・・。