「Boy Meets Balloons」

By BLUE

「第5話」


部屋いっぱいの風船、興奮したボクと清香。
ボク、もしかして、清香とせっくす、しちゃうのかな?そんなのダメだ!
ボクの初めての人は、もう決めてるのに。相手にはもちろん承諾なんか得てないけど。

心では嫌がっていても、風船たちに阻まれて逃げ場はない。
そして、ボクのあそこは、自分でも見たこと無いほど大きく膨らんで、射精を心待ちにしている。
清香はあっという間にTシャツ、ブラ、スカートを脱ぎ、ボクにハダカをさらしている。
といっても、まだパンツは穿いているみたいだけど、風船に阻まれてよく見えない。

 

「えへへ・・・・、マコトの風船、パンパンだね。もう少しで破裂しそう。」

清香はボクのズボンを剥ぎ取り、破れそうなほど盛り上がったブリーフの前を軽くさする。
そうすると、もうこれ以上大きくなりようがないはずのあそこに、さらに血液が集まりだすのがわかる。

ぐぐっ。

清香はこの、微妙な大きさの変化まで気づいたみたいに、

「パンツ、汚れちゃうね。脱ごうか。」

そう言い出して、ブリーフのウエスト部分に清香は手をかける。
股間が大きくなってるせいで、簡単には脱げそうにないが、すこしづつ下ろしていった。
そして、いっぱいの風船を背景に、清香いわく「罰ゲーム」が遂行されることになった。

「あ・・・・・・・・・・・・・・、はぁぁぁ・・・・・あぁ・・・・・。」
「もっとイジメたいけど、そんな余裕ないみたい、イッキに破裂させちゃお。」

清香はボクのあそこを握り締めて、リズム良くこすりだした。

「あぁぁぁぁぁん!!!!!!」

ぱしゃ。

ボクの精液はまるで花火のような勢いで発射し、ボクの頭のうえの風船にかかった。

 

風船をつたって、たらり、たらりと落ちてくる白いぬるぬる。
放心状態になったボクは、息を荒立てながらつぶやいた。

「ボクだけ・・・・・。ずるいよぉ・・・・・。」

途切れ途切れに聞こえた声を清香は敏感にキャッチしたようで、

「わかった、アタシのカラダ、ちょっとだけさわらせてあげる。」

清香はボクにのっかかって、おっぱいを差し出した。
ボクはゆっくり手を伸ばす。

ふにょっ。

やぁらかい。ボクは目の前にある乳首を、思い切って吸ってみた。

「え?えっ・・・」

清香もおっぱいを吸われるなんて予想外だったのか、ちょっと驚いた様子だった。

「キヨちゃんのおっぱい、大きくてやぁらかそうだったもん・・・。」

ボクはまったく的はずれの理由をつけた。でも清香はなぜか理解したようだ。

「もっと吸っていいよ・・・・・」
「うん」

部屋いっぱいの色とりどりの風船の中で、ボクは幼なじみのおっぱいを吸っている・・・・。
冷静に考えれば、「何じゃこりゃ」って光景だったろうが、ボク達はそんな行為に没頭していた。
風船によく隠れて見えなかったが、清香もいつの間にかパンツのうえから、あそこを触っていたようで、

「あはぁぁぁ・・・・あっあっ・・・・あ・・・・」

清香の方も果ててしまったようだ。

 

あれから10分程度だろうか、ボクらは後片付けを始めた。
もちろん割ったりなんかしない。輪ゴムを丁寧に解いて、1個1個、しぼませていった。

「た・・・・、楽しかったね・・・・。」

ボクがそう切り出すと、

「うん・・・・・。マコトがアタシのこと、「キヨちゃん」って呼んでくれたのって、何年ぶりかなぁ・・・。」

「そんなんわかんないよ・・・・。」

「そっかぁ・・・・・。」

風船の片付け作業が終わり、ボク台所の冷蔵庫のコーラを差し出した。

清香はコーラをゆっくり飲みながら、

「マコト、アタシとせっくす、したい?」

ボクはコーラを吹き出しそうになった。

「ん・・・・・、えーと、え〜〜〜〜〜〜〜〜〜と・・・・・・・・。」

ボクは返事に困った。

「マコト、小学校の頃から好きな子いるもんねぇ・・・・。」

10分くらいの沈黙が続き、清香は、

「じゃ、アタシ帰るわ。風船遊び、楽しかった。またしようね♪」

「え、またって、おい・・・・・。」

清香はひょいと逃げるみたいに帰って行ってしまった。

 

部屋でぽつんと一人ぼっちになった僕は、さっきの風船遊びを思い出して、顔が赤くなってしまった。

気がつくと、僕のあそこはまたパンパンの風船状態になってしまっていた。

 

「Boy Meets Balloons」第一部完


「第1話」

「第2話」

「第3話」

「第4話」