JFSA 第22回 中部スタンドオフスケール大会
平成17年5月15日
恒例となりました中部スタンドオフ・スケール大会に参加してきました。
今回、参加者は約50名と多かったものの、あまり新作機や変わった飛行機はなく、見所としては少ない大会だったと思います。しかし、選手として参加の皆さんは新ルールにのっとりそれぞれに一生懸命競技に臨みました。
J.F.S.A.中部、市川会長の開会挨拶 古田会員によるルール改正点の説明
(ルール詳細はこちらへどうぞ)
フライト1番手はベテラン、森選手(機体はSE5)
助手は今回は出場ナシの吉見さん。
スケール競技は助手の適切なアドバイスが重要!掛布選手のホーカー・トムテット 5気筒エンジンの素晴らしいサウンドを響かせて飛行しました。
ところで、遠くからお越しになったスケール機の大ベテランの方がエントリーしておられました。
そして、F4C/スポーツスケール両方で入賞。ただ、これは個人的にはどうかと思いましたね。これまで多くの大会で入賞してこられた方ですから、その実力のほどは分かっているんです。
私としては、競技外で模範飛行でもやって頂ければ嬉しかったですが・・・。あるいは全くの新作機で挑戦されるのなら話は別ですけど。大小様々な飛行機が並ぶピット。
こうやって並べるとスケール感がメチャクチャです。(笑)
どこかで見た小さな飛行機がいますね〜〜
スタティック審査の様子 審査は機体が飛行後に行われます。提出されたドキュメントに基づき、3人のジャッジが機体を見ます。今回のルール改正では特に重視されるのが平面形、側面形、正面形の3ビュー。
審査を受けているのは、岩本選手の、デ・ハビランド・ビーバーJETSETのジェット機がデモフライトで飛びました。
いままではジェットエンジンの信頼性がいまいちだったせいもあって、古い人たちの中には今でもジェットに対するアレルギーのようなものが根強くあるようです。しかし時代も流れ、やはりこのジェット機のダイナミックなフライトに見せられたギャラリーも多かったよう。最近のルールもジェット対応になってきてるし、こういう飛行機でのエントリーもこれから増えてくるものと思われます。このF−15はエントリー外
素晴らしい出来映えに皆興味津々で覗き込んでいました。大会後はジェットエンジンのランナップを公開してくれました。
ただ、ちょっと調子が悪かったような・・・・・
さて、リザルトです。
F4Cの部は、大会参加2回目の梶山さんが素晴らしいフライトを見せ第2位に食い込みました。
スポーツスケールの部は、F-16ファイティングファルコンの大岩さんが昨年に引き続き優勝。ダイナミックなフライトはさすがです!
F4Cスケールの部 地上審査 飛行審査 総合得点 優勝 岡本 順一 ニューポール28 2049 1624 3673 2位 梶山 忠則 零戦21型 1655.5 1782 3437.5 3位 森 正男 SE5 1674 1705 3379
スポーツ・スケールの部 飛行審査 優勝 大岩 政和 F−16ファイティング・ファルコン 2033 2位 青木 隆典 スピットファイヤー 1979.5 3位 岡本 順一 零戦 1896 なお、この飛行場は本大会のために特別に借用・整備されたもので、普段のRC機の飛行は出来ません。もし無断で使用した場合、地元のクラブ及びJFSAなどに多大な迷惑がかかりますので絶対に使用はしないでください。...とのことでしたので、申し添えます。
本レポート中の画像は、Canon IXY Digital
50 にて撮影、
VIX Ver.2.21にて編集加工しました。