無線LAN構築 

 ノートパソコン「ジジ」のセットアップを完了した翌日、早速、会長ん家に「エアステーション」を貰いにいきました。

 これがそのエアステーション、MELCO WLAR-128。発売当時なんと5万円余もしたモデルです。ISDNのルーター・モデルですが、ファームウェアのアップデートでブロードバンド・ルーターとしても使えるということ。
「もう使わないんですか?」と聞いたところ、「ファームのアップデートが面倒くさかったので、新しいのを買っちゃった!」とのこと。

なんつぅ太っ腹!

 さて、このエアステーション、背面を見ると、通常のISDN−TAに相当する機能+4ポート分の有線のハブがあります。現在使用中のPCは、ユキ、タマ、ドラの3台とケーブルモデムの計4台、これらのポートが全て使えれば、別にハブを設けなくてもエアステーション1台で間に合ってしまいます。(ジジは無線でアクセス)
 もちろん、TA機能も独立して使えますから、いままで持っていたTAも本機で代替させることが可能。現用の5ポートハブとTAをこれ1台にまとめ、更に新機能(無線LAN)も加わるという美味しいことになります。

 まず、MELCOのサイトから最新のファームをダウンロードし、情報を収集しておきます。
 次にユキちゃんとエアステーションを1対1に有線で繋ぎ、ファームウエアを更新します。これは難なく終わり、基本的な設定を済ませたエアステーションは、「無線LAN付きブロードバンド・ルーター+TA」に生まれ変わりました。

 配線は、いままでのハブとTAの代わりに繋ぎ替えるだけです。
 我が家のCATVでは、最大8つのグローバルIPが自動的に振られることになっていますので、エアステーションはルーターモードとせず、ブリッジモード(有線・無線部を繋げる働きのみ)とします。
 試しにユキちゃんからインターネットにアクセスしてみると、いままでと変わりなく繋がり一安心。
 さて今度は、無線LANのジジの方です。ジジを立ち上げて無線LAN機能を有効にしてやると、ほどなくしてエアステーションを見つけ、接続するかどうかのメッセージが表示されました。

 無線LANによるネット接続は快適です。
 何も電線が繋がっていないマシンにサクサクデータが送られてくる様子は感動的ですらあります。
 通信速度も有線と変わりなく、ストレスを感じさせません。
 以外だったのは思っていたより受信感度が悪いこと。違う部屋まで行くと途端に感度が落ちてしまいます。11MBPSを保ったままいきなり通信不能になってしまうことがあるのですが、これって安定通信を保つように自動的に通信速度を落としていくんじゃないのかな?

 なかなか快適なLAN環境ですが、まだ問題もあります。
 それは、無線−有線間のデータ通信が出来ないこと。これは設定が複雑で、よく分からない点があるのでまだ試していません。
 もう一つは前述の受信感度の件、エアステーション本体を置く場所、外部アンテナの設置等を含め検討したいと思います。


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