外付けHDDユニットを作る 

先日PCショップに行ってみたら、またまた面白いものを見つけてしまいました。
玄人志向のIDE変換ボード X4HD-USB2.0 というものです。
要は、IDE−USB2.0変換ボードなのですが、その特徴は、
1,IDEのハードディスクを4台接続可能
2,マイクロATX規格の大きさの基板
3,電源はATX電源から給電、パワースイッチ用のコネクタあり
つまり、余っているケース、電源、HDDがあればこれらを組み合わせて外付けのHDDユニットが作れるということ。これは面白そうじゃあ〜りませんか!

お値段9.98Kで買ってきた箱の中身はこうです。
 ・基板
 ・IDE66芯のフラットケーブル(ちゃんと4本入っています)
 ・USBブラケット(ケース外出し用)
 ・USBケーブル
 ・ドライバCD−ROM
ですが、例によってXPではOS標準ドライバで動作します。
USBやIDEケーブルだけでも結構なお値段しますからちょっとお得な気分!
ちなみに私は、「玄人志向」の製品を買ったのは初めてです。

早速、手持ちのパーツを集めて、巨大(寸法が:笑)な外付けHDDを作ってみました。
ケースは子供の部屋から引き上げてきた初代タマちゃん、230Wの電源付きです。最新のCPUを駆動するには心許ないですが、HDDを動かすだけなら十分でしょう。
そして、肝心のハードディスクは、これも初代タマちゃんの Maxtor 4.3GB、以前の富士通FMVに内蔵されていた、Quantum 2.1GB、そして、古いノートマシンから降ろした2.5inch HDD、Hitachi 1.6GB です。

  

まず、ケースに基板を固定、マザーボードと同じようにビスで取り付けます。
ドライブはすべて3.5インチベイに固定しました。ノート用 2.5inch は3.5インチ変換基板を取り付けます。これは以前から買ってあったもの。
組み上げたらフラットケーブルでHDDと基板を結合、ATX電源とパワースイッチも接続します。最後にUSBの外出しブラケットを取り付けておしまい。たった30分ぐらいです。

電源を入れてみると、3台のHDDがそれぞれに目を覚まし、アクセス音が聞こえます。
中には1年以上放っておいたディスクもあるのですが、どれも正常に動くようで一安心。
これを新タマちゃんのUSBポートに繋ぐと、次々とデバイスが認識されていき、程なくして3台のドライブが追加されました。どうですか、この「マイコンピュータ」壮観でしょ? (K,L,M,N が外付けドライブ)
もちろんどれもすべて正常にアクセス出来ました。すごいですねぇ、玄人志向。

ん?台数が合わない? そうなんです。4.3GBのディスクは2つにパーティーションが切ってあったんです。
これはあとからパーティーションを1つに切り直しましたがね。

ま、合計でもたったDVD2枚分、8GBのドライブが出来たからといって、どうと言うことはありませんが・・・・


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