東京モバイル
ちょっと野暮用があって、東京に出かけました。
こんな時にお供するのが、新しく買ったJIJIの役目です。
特にネットに接続する用事はなかったのですが、最近増えている(らしい)ホットスポットの使い心地を確かめてみようと、JIJIを鞄に入れて出かけました。ホットスポットの場所は、あらかじめ調べておきました。
現在は試験運用中のところが多く、無料で使えるところが殆どです。
サイト、日本のホットスポット にかなりの情報があります。
ホテル、コンビニ、ハンバーガーショップ、etc....それらの中から、今回の私の行動半径に入る2ヶ所を選びました。まず、秋葉原のリナックス・カフェ DE-PRONTO
秋葉原電気街のほぼ中央に位置し、買物途中の休憩に最適。店内で無料で無線LANに接続できるとか。次はJR東京駅。こちらは、JR東日本の「ワイヤレス・インターネット体験」コーナーで接続出来ます。
東京駅のみならず、新宿、渋谷、上野、品川、横浜、遠くは札幌、仙台駅なども実験エリアに入っています。簡単な登録が必要ですが、前日に会社からオンラインで申し込みを済ませ、その日のうちにメールで認証キーが送られてきました。この認証キーを接続時に入力する必要がありますが、これはあらかじめ「無線LANのプロパティ」で、設定しておきます。駅構内のどこで通信が可能か、その地図もダウンロードしておきました。さて、用事も終わった日曜日、歩行者天国の秋葉原に繰り出します。「なぜに秋葉原?」ってそれはゴニョゴニョ...
まずは目指すリナックス・カフェ DE-PRONTO に到着です。
WEBページのイメージよりもちょっと狭い店内は、日曜日の昼過ぎとあってほぼ満席。
アイス・コーヒーを飲みながら、早速JIJIに目を覚ましてもらいます。
なんの設定も必要とせず、あっさりとネットに繋がりました。速度も十分出ています。
難点といえば、テーブルがちょっと狭いぞ! 大きなPCだとちょっと周りの人に迷惑かも。
あまり長居されないようにちょっと窮屈目にしてあるのでしょうか?
小振りなJIJIは殆ど人目を気にすることなく、快適にブラウジング、メールチェックが出来ました。秋葉原の最新価格情報、ショップ情報もチェ〜ック! そして買い物に繰り出しました。
その成果は別掲します。(笑)帰り、新幹線の切符を手配し、東京駅へ。
休憩を兼ねてネット接続を試そうと思いましたが、構内のホットスポットは人で一杯。ちょうどお盆の帰省ラッシュのはしりのようです。
地下の銀の鈴広場、カフェ・アメリカンポテトにやっと空席確保。とても落ち着いてネット接続をやる雰囲気ではありませんでしたが、この際だからと試すだけ試してみました。
自宅であらかじめ設定を済ませておいたのが大正解。すぐに繋がりましたが、更にログオン画面でユーザー名とパスワードを入力しなければなりません。フリーのネットカフェに比べるとちょっと面倒くさいですが、セキュリティーの面から言えばこの方が良いのでしょう。
ログオンしてしまえば、自由にブラウジングが楽しめます。友人の掲示板に戯言を書いてアップロードしておきました。さて、都内で2ヶ所のホットスポットを試してみましたが、どちらも安定して十分な速度で通信できました。ただ、これで便利かというと、まだまだ疑問が残ります。
一つはホットスポットの数が少ないこと、もう一つは、サービスを提供している場所によって設定が違うこと。また、現在は試用期間中で無料のところが多いのですが、これが有料サービスに移行した時には、複数のサービスに登録、課金され、大変煩わしいということも考えられます。
それを考えると、どんな場所でも接続可能な Air H”などのほうが実用性は高いかもしれません。
メールチェックやちょっとした調べものをするだけなら、64Kという通信速度も気にならないでしょう。ただ、多少お高い通信料金をどう考えるか、ということですね。
いま話題のホットスポット。
これからどんどん数が増え、「ここで通信できます」という共通の表示がつくようになれば実用性は増すでしょう。さらに、通信料金が必要な場合でも簡単なログオンで自動的に課金されるようになればなお良いですね。