ハードディスクを換えちゃった
JIJIの数少ない欠点であったHDD、キコンカコン五月蝿いこのハードディスクをついに交換してしまいました。
先日来、この日立製HDDの特性改善のためファームウエアの更新をすると良いという情報があり、いろいろ試していました。
しかし、どうしてもファーム書き換えがうまくいかず、ついに交換を決意しました。導入したのは、東芝 MK6021GAS 60GBです。
はじめは、Mebius のフォーラムで評判のいい IBM にしようと思っていたのですが、1,9.5mm厚は40GBまでしかない
2,日立と合併してイメージが悪くなった。
(売っていたTravelstar に「Hitachi」って書いてあったのがショック:笑)
3,東芝 60GB が以外と安かった。という理由でこちらを選択しました。
物理的な換装作業は難しくはありません。
バッテリをはずし、パームレスト下の小さなねじを6本外します。長いのと短いネジがあるので注意してネジの位置と長さを記録しておきました。
パームレスト部&タッチパッドが外れるとHDDがむき出しとなります。簡単に交換できます。
交換後はBIOSで正常に認識されるのを確認して、いよいよOSの再インストールです。
再インストールとはいっても、JIJIの場合、OSそのもののディスクは付属していません。
リカバリCDを使って購入時の状態にするだけです。
いったん電源を切り、リカバリCDを挿入して電源オン!
まず、リカバリメニューが表示されます。1,C:ドライブのみを購入状態に復元、D:はそのまま(推奨)
2,HDD全体を購入時の状態に戻す。C:再インストール(20GB)、D:フォーマット
3,HDD全体をC:として再インストール
4,「C:、D:の容量を指定してフォーマット」
C:の容量が、10GB、15GBの2種類を選択できます。私は20GB/40GBに割りたかったので、2を選択。
このメニューに従えば、C:に20GBとられて、D:は自動的に40GBになると思ったのですが、長い時間かかって出来上がった結果は、C:40GB、D:20GB・・・・
あらら、ちょっと予期した状態と違います。
JIJIの元々のHDD容量は30GBです。
つまり、明示的にC:を20GBとするのではなく、C:に全領域の67%を使うようになっているようですね。
これではビデオデータ格納に使おうとするD:が小さく、使い勝手が悪いのでもう一度再インストールを実施します。
自分で領域を切り直そうと、FDISKコマンドを打ってみますが途中でフリーズしてしまい、これが効きません。
ノートPCなので、ハイバーネーションに使う領域など、FDISKが認識できないエリアが自動的に作られているのかもしれません。仕方がないので再度リカバリメニューに頼ります。
C:15GB、D:残りの容量と指定して実行すると、今度はその通りになりました。
当初予定より C:ドライブが少し小さくなりましたがまあ、妥協することにします。
換装した成果ですが、一言で言えば大成功です。
普段のアクセス音は今までに比べて少し大きめですが、「カリカリ・キッチョン」という大きな音や文字入力の引っかかり等は発生しません。
発熱が大きいという噂もありましたが、今までの日立製よりは少なく感じます。
これでJIJIはさらに快適で、広大な記憶領域を持つことになりました。