ディスプレイ故障!

5年あまり使っていた三菱のディスプレイ、RD17Vがついに故障してしまいました。

先日、メールチェックをしていると、なぜか目が霞むんです。いくら部屋を明るくしても、黒い文字が滲んで読みにくい。これはいよいよ自分も老眼かと思っていたら・・・

なんと、滲んでいたのはディスプレイの方でした。
写真のように黒い文字が水で滲んだように右へ流れて、見事でしょう? しばらく我慢していましたが、このあとついに緑が出力されなくなり画面は真っ赤になってしまいました。

こうなったらさすがにダメです。
さすがに5年も使ったディスプレイ、もう換え時なんでしょう。でもちょっとまてよ?本当にこの症状、ディスプレイなんでしょうね??

原因はいくつか考えられます。

1,ディスプレイの寿命
2,RGBケーブルの接触不良
3,ビデオボードの不良

まず、1,2と3を切り分けるために、ディスプレイを外して、ノートPC、JIJIに繋いでみました。
そうです。JIJIはアナログRGBの端子も持っているんです。こんな時、実に心強い!
すると、不具合はそのままJIJIの方に移りました。するとユキちゃんのビデオボードは、シロということになります。
次は、ケーブルなのか、ディスプレイ本体なのか?
不具合が出た状態で、RGBケーブルのコネクタ部を中心に曲げたり揺すったり、しかし不具合の状況は全く変化しません。これだけ確認してはじめて、「不具合はディスプレイ本体である」と断定しました。

さて、すると話は簡単です。ディスプレイの交換、ちょっとお金はかかりますが、これが無いと何も作業が出来ませんので、嫁さんに泣きついて買ってもらうことにします。

機種選定ですが、さすがに今と同じグレードじゃつまらない・・・・
画像を扱う私としては、安くて発色の良いCRTも捨てがたいのですが、消費電力とその重量には閉口します。そろそろ値段のこなれてきた液晶ディスプレイを見に行くことにしました。

ショップにはもうほとんどCRTはなく、液晶ディスプレイしか置いてありません。
17インチSXGAクラス(1280×1024ドット)のものが主流のようです。これならば実質、画面は今より大きく、広くなるしいいかも!
店員の薦めと、見た目の発色の良さを勘案し、Mitsubishi RD176S というモデルに決めました。
アナログ/デジタル両対応で、将来ビデオカードを買い換えればデジタルでの高画質も楽しめます。

Y電気での値段は56.5Kと、そう安くありませんでしたが、この店はポイントがなんと10%還元なんです。すると実質51K! まあ文句ないでしょう。

さっそくユキちゃんに接続します。
今まで、大きなCRTを納めるため、ディスプレイが斜めに入るラックを使っていましたが、この機能はもう不要です。ラックの棚を少し組み替え、平らにします。

電源を入れ、解像度を調整したところはこんな感じ。
壁紙は今まで表示していたXGAサイズのもの。周囲の青い部分が新たに広がった面積と言えます。机が広がったようでなかなか使いやすそうです。

発色は液晶らしくちょっと派手な感じがしますが、これは慣れの問題でしょう。明るさは十分すぎるほどで、バックライトを50%程絞りました。
アナログ接続ですが、シャープさやノイズも問題ありません。
そうそう、液晶ということで心配したドット抜けや輝点なども見あたらず、改めて最近の液晶の品質の高さにビックリしました。

広大な作業スペースを得たユキちゃんのおかげで、また更に良いコンテンツが作れる、かな?


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