2012．9.29-30
60's ソアリング・クラブ？
「秋のスロープ・ミーティング in 白山一里野 2012」
去る9月29日、30日、60's ソアリング・クラブ？では、石川県一里野高原スキー場特設会場にて、秋のスロープソアリングの集いを開催しました。前回、2日間とも雨に降られた7月の集いのリベンジなのか、今回は大変多くのメンバーが集まり、泊りが23名、日帰りが6名、その他見学者が数名・・・・大変な人数となりました。もちろん、今回もカシオペアの「名人」加藤さん、遠く神奈川からBOSSさんにもお越しいただきました。
初日は少々横風ながらまずまずの天候で、昼頃は弱い上昇流場となり軽量機が多くフライトしましたが、夕方からは次第にガスが出始め、夜には雨となりました。
2日目は、東海地方に接近する台風の影響を考慮し、チェックアウト時点で解散、有志のみで山に上りました。天候は以外や雨もなく穏やかな曇り空でしたが良い風は吹かず、モーターグライダーのみが広い空を縦横無尽に舞っていました。
「１日目」
いつものように管理事務所前に0930に集合。天候はほぼ快晴で、穏やかな風も感じます。
はやる気持ちを抑えて、まず安全確認のためのミーティング。今回は人数が30人に迫る大所帯と
なったため、飛行ルールを徹底し、周知しました。
いまや少なくなってきた従来バンドですが、混信トラブルを避けるため、GOTOさんがバンド管理板
を作ってきてくれました。感謝！いつも素晴らしいスケール機を製作されるＥMC2さんの Ka-8、4mの大型機です。
右は、3mの同型機、ソアリング・アソシエーション福井(FS291)の清水さんの機体です。
どちらも素晴らしい出来栄えです。こちらも仲良く並んだ同型機、ASK-21．
向こうは長年飛ばしこんでおられる、B-31Superさんの機体、手前はITOHさんのかな？本日、見学ということで、ソアリング・アソシエーション福井のメンバーに同行してお見えになった皆さん。
のんびり一日談笑しながら過ごすにも最適の天候でした。
綺麗な奥様方がいらっしゃると、こちらもいつもに増して張り切っちゃいます(笑)今回の話題の一つは、石川イトウさんの新作機、レーベンシュベルベル
読み方はこれで良いんだっけ？？(笑)
サーマル工房のバルサキットから約1ヶ月の短期間のうちに製作した力作。
事前に平地でテストを済ませスロープでも難なく飛行。
素晴らしい飛びを見せてくれました。
今回参加の皆さんの操縦風景・・・
左から、グラキチ B-31Superさん、スロープ久しぶりのミノリッチさん、
ずっと単身で仕事をされていたため久しぶりに参加のGOTOさん
いつも楽しそうな CANARYさん、今回は気合入りまくりの石川イトウさん、
そして、遠く神奈川からお越しの BOSSさん
スロープ初参加の白井さんは、昔筆者に飛行機を教えてくれたベテランです。
前回はバードマン・ラリーに参加中でお休みのちゃーりーさん、FS291の岩谷さん
いつも素晴らしいスケールグライダーのEMC2さん、FS291の清水さんと平内さん、座っているのはITOHさん
そして、筆者CIVILです。これは2日目・・・ほか、写真に写ってなかった人、ゴメンナサイ！
こちらはおなじみ、宮大工んのひみつ基地？
今回もグライダーに取り付けたTVカメラの映像を見ながら操縦しています。
宮大工んは、グライダー以外にもこんなものも持ち込んでいました。
かなり大型、6枚ローターのヘキサコプター、ビデオカメラによる空撮や、墜落機の捜索も！
そして、撤収のときはこんな風に折りたたみも出来るんです。ミノリッチさんは虎の子のグライダー、Discusを発航します。
これは、60's Soaring Club? 結成のきっかけともなった機体。
CIVIL、ミノリッチさん、そして石川イトウさんなどがネット上で本機の情報交換を始めたことが
クラブ結成の始まりでした。さて、そんな思い出の機体が・・・・
おっと、アクシデント発生！
平内さんのセラDSと、ミノリッチさんのDiscusが空中衝突！
セラDSはバランスを崩して、BOSSさんの足元に墜落、怪我がなくてよかった。
Discusはキャノピーが割れ、アンテナも損傷した様子。しばらくそのまま飛行していましたが、着陸直前に操縦ミスで谷底へ墜落。
残念な結果になりました。こちらは、CIVILの同型機、Discus。B-31Superさんに投げてもらいます。
石川イトウさんの機体とランデブー飛行を行いました。下左、手前がイトウさんの機体、奥がCIVIL、右写真はCIVILの機体です。
ちょうどうまくプロペラがたたまれていて、実機みたいに見えませんか？
おっと、スロープすぐそばに急降下してくるのは、清水さんのAlex
ど、どうした？？いやいや大丈夫。
風が弱くなったため、足元に緊急着陸しただけでした。
無事回収できて、満足げな清水さん。せっかく準備したのに風がなくなってきて、待ちくたびれてお昼寝中の、maguさん。
風邪引かないでくださいよ〜3時を回ったころ、遅れていたカシオペア「名人」加藤さんが到着。
早速、新塗装のシャーレFOXを準備し、広い空を上から下まで使ってダイナミックなスタント飛行を
見せてくれました。
しかしこのころからガスが近づいてきて、怪しい天気に・・・・
もしかして、名人さん、雨男？？
瞬く間にガスが襲ってきて、周りは真っ白になってしまいました。
しかし、上がってくるガスとともにいい風が吹いています。
CIVILのHyperがガスの中見え隠れしながら往復しますが、そろそろ限界か？ちゃーりーさんはベルビアを準備していましたが、諦めて戻ってしまいました。
そう、撤退も勇気です！
ところでそのシャツの背中は・・・・・？1日目、撤退前に記念撮影を行いました。皆さんそこそこ飛ばされたので、いい表情をしています。
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さて、夜のお楽しみはいつものケリエさんのお食事です。
今回も期待を裏切らない美味しさでした。女将さん、いつもありがとうございます。
夜は、ケリエのロビーで遅くまでRC談義
新作機の、山での初飛行に成功したイトウさんがやはり嬉しそうです。
限られた期間内ですべて塗装で仕上げられた機体はとても輝いていました。
あっ、これはメタリックレッドだったのですね？(笑)
「２日目」
2日目の天候判断は迷いました。
現地は穏やかで飛行も出来そうな感じでしたが、東海地方に台風が接近しているということで、自宅や道路状況なども心配です。
朝のミーティングで、チェックアウト時に解散とし、山には有志のみで上がることにしました。
ここで、約半分の方が帰路につきました。山上は穏やかで、まだまだ十分に飛ばせそうな気配。
しかし、風はほとんどなく、モーターグライダーの出番です。
CIVILはしばらく飛ばしていなかったFOXを持ち出しました。浮きは期待出来ませんでしたが、広い空域で安定した気流の中、ダイナミックなフライトを決めることが
出来ました。これでまあまあ、満足です。東海地方からの参加組は昼前までに山を下りましたが、近郊から参加の皆さんは夕方までのんびりと
フライトを楽しまれました。
本レポートの写真は、ミノリッチさん、CANARYさんにご提供いただきました。
どうもありがとうございました。
