2017.5.27-28

60's Soaring Club? & カシオペア合同
スロープソアリング大会@白山一里野2017

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2017年5月27,28日、はじめてのカシオペア杯スロープ・ソアリング大会が、60'sソアリング・クラブ?の協力の元、白山一里野高原特設会場にて開催されました。 
初日集合時間にはあいにくの雨と霧、開催が危ぶまれましたが、予報の通り次第に晴れ間がのぞき、昼過ぎには会場まで上って思い思いにグライダーの飛行を楽しみました。
翌、日曜日はいよいよ競技会。5分間の滞空競技+定点着陸で大いに盛り上がりました。 結果は、滞空マイナス1秒、定点1m以内で699点というほぼパーフェクトの得点を叩き出した重村選手が優勝、あと100点の間にほとんどの選手がひしめくという大混戦になりました。 普段はスケール機中心にのんびりとスロープ・ソアリングを楽しむ面々ですが、この日ばかりは緊張感あふれるフライトを堪能しました。

(注:本場所は特別に許可を取って使用しています。部外者の飛行は出来ませんのでご了承ください)


日曜日にはカシオペアさんがさっそく本部テントを設営
テントにはカシオペア製のグライダー製品を展示、競技会賞品も多数!
日曜日も朝のうちはまだ谷間にはガスがかかり、天候待ちを強いられました。
出番を待つスケール機、ディスカス(奥)と、ザルト(手前)
天候も回復し、いよいよ競技開始!
ルール説明を行う、カシオペア加藤名人
皆さんかなり本気になります。
定点を狙って機体を誘導する、トーイさん。
一里野が初めての三井選手
綺麗に仕上げられたFAVORITEで参加です。
CIVILはスケール機 ASK-18で参加。
残雪の白山連邦をバックに、スポイラー全開で着陸地点に向け進入中
SA291のベテラン、清水氏の発航
競技でやはり軽量のサーマル機が多かったようです。
かわうそさんは、カシオペア製品のアルウインドで参加です。

地元石川県から参加の西川氏。
真剣に操縦中です。

スタートのコールに合わせて機体を高く投げ上げるkapukapuさん。
お昼の自由フライトの時間には多くのスケール機がフライト
こちらは、B-31Super氏の三田3型改が優雅に飛行しました。
第1ラウンド、2人目で最高得点、699点を叩き出した重村氏。
皆さんの度肝を抜きました。
1/100秒までピッタリ5分の好成績も、惜しくも定点を外してブービー賞まで後退してしまったCANARYさん。
なんとレベルの高いことよ!
今回の入賞者です。

左から、3位 B-31Super氏 686点
中央 優勝 重村選手 699点
右 2位 平内選手 695点


初日が霧雨でどうなることかと思いましたが、皆さんの熱気が通じたのか、2日間とも午後はかなりの好条件。「競技会なんて・・・」という初めの声は何のその、いざ始まってみれば真剣勝負!「5分も飛ぶ?」という心配を吹き飛ばして高得点が連発するレベルの高い競技会となりました。

大会を企画、運営してくださったカシオペアさん、わざわざこの大会のためだけに駆けつけ、記録係を買って出てくれたEMC2さんをはじめ、ご協力いただいた60's会員の皆様、どうもありがとうございました。
今回の経験、反省点を生かし、また新しいことを企画していきたいと思いますので、皆様ぜひご意見をお聞かせください。

最後になりましたが、ご参加の皆さんからご提供いただきました多くの写真、ブログの記事等以下に紹介させていただきます。
どうもありがとうございました。

本ページに使用させていただきました画像は、canaryさん、かわうそさんほかにご提供いただきました。