2019.6.1-2

60's Soaring Club? 2019春の例会

「スロープ・ソアリングの集い w.飛行安全講習会」

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令和元年6月1,2日、60's ソアリング・クラブ？では、一里野高原スキー場特設会場にて表記例会を行いました。
今回は諸事情により、おなじみメンバーの不参加が多かったですが、反面、6名もの初参加があり、参加者は24名（日曜日）となりました。
天候は晴れ〜曇り、順風２〜４ｍと条件もまずまずで、すがすがしい新緑の中それぞれにフライトを楽しみ、小規模ながら大変盛り上がった会となりました。

(注：本場所は特別に許可を取って使用しています。部外者の飛行は出来ませんのでご了承ください)

「1日目」

午前9:30集合完了！
主催者挨拶と、初参加者の自己紹介の後、早速会場入り。

今回は、最近やや増えつつある事故を受けて、基本的知識を再確認し、安全意識を高めるための飛行安全講習会を実施。全員が参加しました。
飛行準備面ではバッテリーの確実な充電と状態確認、操縦装置の確実な作動確認を含む適切な整備はもちろん、発航時・着陸時の声かけや、いざとなったら操縦を交代できる助手の配置など。また、ベテラン諸氏にあっても自身のフライトに慢心することなく、余裕のある時には不慣れな者のサポートにも回っていただくことなどをお願いし、最後はデモフライトを行って内容の理解を確実なものとしました。

初日は朝から穏やかな風が吹き浮きは上々。
かわうそ君は早速、小型軽量機 Cristalを飛行させ、サーマルハンティング
おっ？　背中には大学の人力飛行機サークルのロゴマークが！

重鎮、SA291の清水さんは負けじと AIGISで対抗？　良い浮きです。
続いて、スケール機、サーマル機、シャーレのスロープ機など、早速様々な機体が空に舞います。
さあ、今年も一里野のシーズンが始まりました。
昨年、リフト支柱に衝突し中破した番長じじいのファフニールは見事に復活！　修理跡がわからないのはさすがです。
以前と変わらず優雅に空を舞いました。
ここで、かわうそくんがイベントを一発！
空中で翼端からテープを放出し、それを引っ張って飛行。
早速、ファフニールが接近して切ろうとするが、・・・・
昨年秋初飛行に成功した、EMC2氏のクラニッヒ。
重心位置や水平尾翼の取付角を再調整し、今度はエレベーターはほぼニュートラルのまま。危なげない飛行ぶりでした。
クラニッヒの飛行中、番長じじいのファフニールが乱入？
見事な変態、もとい、編隊飛行となり、見物の皆さんを魅了しました。
今回は残念ながら初日のみの参加ということで、このあと遠路、帰路につかれました。お疲れさまでした！

今回は全体の人数は少なかったものの、オフィシャルイベント初参加の方々が６名もありました。
以下、順にご紹介します。
西村さんは大阪より参加。キットにないさまざまな珍しい機体を自作されています。
今回飛行した3本胴体のボイジャーは注目の的でした。
手投げ直後に藪に突進する姿も目撃しましたけど、幸い破損もなく、その後安定して飛行しました。
西村さんに同行された、勝さん。
３ｍシャーレのベンタスはモーター仕様にしてあり、安心のフライトでした。
愛知県は刈谷市から初参加、斉藤さんのFOX。
おっ、筆者と同じだ、と思ったらこれが微妙に大きい。
なんでも、中華製で若干重いということですが、モーター仕様でダイナミックに飛びました。
斉藤さんのお友達、都竹さん(右)は日焼け防止の完全装備？
飛ばしておられない間はお顔までもガードされていました。
伊藤氏はBRCから初参加、ご職業は心臓外科のお医者さんです。
新作のシャーレ機STRIBOG+は今回飛行場で調整し、初飛行に成功。
最年少！太田さんは東京の大学生。かわうそ君の知り合いです。
機体の部品をCADで設計し、レーザーカットで製作するそうで、なかなかの凝り具合。
EMC2さんと長くお話をされていました。
今回の機体は人から譲り受けたというシャーレ機、確実な調整で危なげなく飛びました。
ほか、久しぶりの皆さん、

約１年半ぶりのおととさんは、EMC2さんから譲り受けた L-Spats55を飛行
空者さんは初日のみの参加です。
グルナウベイビーは、ニスと半透明のフィルムで仕上げた素晴らしい出来映え。
優雅に飛行しました。
BRC会長のcanary氏、この日はKa-8を飛行
鹿児島のモデラー氏が製作したというKa-8はその出来の良さで当クラブでも増殖中。
着陸はちょっとショート・ランディングとなってしまい、残念ながら機首を破損。また直してください！

初日は夕方まで条件が良く、ギリギリまで飛行する会員が多くありました。
この時期は太陽が高く、午後4時を回っても光線が邪魔になりません。
さすがにもう上がりましょうと言っていたところで、清水会員のオリンピア・マイゼが前斜面に緊急着陸。
壊さなくて良かった！
急に条件が悪くなってきたらしい。無理は禁物！

今回の宿は2回目の利用となる、つるのや旅館。部屋も、料理も良いと好評でした。
恒例の近況報告会では、皆さん話が長すぎ！（笑）
食堂で解散した後も、ロビーで、各部屋で、夜遅くまで盛り上がりました。
「２日目」

朝6時？　ハエ？蜂？の羽音で目が覚めたと思ったら、某氏が持ち込んだドローンでした。
後刻、飛行場でもこのような空撮を行ってくれました。
飛行サイトをこのような視線で見るのも新鮮で良いですね！

2日目の天候は薄曇りで風は弱く、浮きが期待できませんでした。
B-31Super氏のASK-18や三田3型改、CIVILのFOXなど、モーターグライダーを中心に飛行を行いました。
昨日宴会より参加の田中さん、西川さん、2日目のみの川瀬さん、馬島さんには安全講習会の内容をレクチャー。
デモ飛行も行い、一里野での飛ばし方を披露しました。

おととさんが、名機 バード・オブ・タイムを飛行。
スケール機ではありませんが、その優雅なスタイルには魅了させられます。
canaryさんは虎の子のTwin Acroを飛行。
途中から操縦を筆者に任せ、自分は写真撮影に専念しました。
御覧のような綺麗な写真が撮れて大満足です。
優雅な飛びは平内さんのミニモアです。
これは以前こちらの会員であった上田さんから譲り受けたもの。
やっぱりミニモアは小さくてもいいですね〜

飛来さんがいつもの1/3 Ka-8を飛行。全く危なげない優雅なフライトで魅了されます。
と思ったら、DSまがいの飛行まで実施！
着陸も毎回ゲレンデ中央にソフトに接地。さすがです。

昼食も終わり、午後2時を回り、残念ながら風の条件が良くなることもなく、流れ解散で、三々五々皆さん帰路につかれました。
しかし、初日の好条件で、皆さん十分楽しまれたようで嬉しく思います。
2日目の記念撮影は・・・ゴメンナサイ、忘れてしまいました。

また次回、秋の例会でも何かイベント的なことを企画したいと思います。
皆様もご意見がありましたら是非お寄せください。

最後になりましたが、ご参加の皆さんからご提供いただきました多くの写真、ビデオ、ブログの記事等以下に紹介させていただきます。
(注：予告なくページが追加されたり、削除される可能性がありますのでご了承ください）

　

本ページに使用させていただきました画像・動画は、canaryさん、かわうそさん、ミノリッチさん、平内さんほかからご提供いただきました。
どうもありがとうございました。