2012.7.7-8

60's ソアリング・クラブ?

「初夏のスロープ・ミーティング in 白山一里野 2012」

 去る7月7日、8日、60's ソアリング・クラブ?では、石川県一里野高原スキー場特設会場にて、スロープソアリングの集いを計画しました。今回はカシオペアの「名人」加藤さんをはじめ、多くの方が初参加、また、遠く神奈川からいつものBOSSさんにもお越しいただき、大盛況となるはずでしたが・・・・・
 去年とはたった2日しか違わないのに・・・・ 今年は梅雨末期の大雨に見舞われ、1日目は宿でミーティング、2日目は濃い霧の中、頂上まで上ってみたものの、霧は終日晴れることがなく、やむなく昼過ぎには撤退することに。その後、有志で加賀のK岬に海岸ソアリングに出かけました。
 海岸では抜群とは言えないまでも、軽量機ならば安心して飛ばせる安定した風が吹き、山の鬱憤を少しでも晴らすことが出来ました。
 参加したメンバーは、今回の無念をバネに、秋のリベンジを誓って解散しました。


「1日目」

我々はまず、天候調査のため、北陸自動車道 尼御前SAに集合。天候は土砂降りに近い雨・・・
ところが、現地の様子を確認すると、雨は上がっており陽も射しているとのこと。
「天はわれに味方した!」 喜び勇んでSAを出発して1時間・・・・

「下と変わんねぇじゃん」

どうやらほんの一時的な晴れ間だったようです。
雨雲レーダーの予想を見てもどうも期待出来そうにないということで、昼前には宿のケリエ山荘に移動。
長い長い、室内でのミーティングを開始しました。

やっぱり始まっちゃうのね(笑) ミニヘリコプターの腕試し。
今回は3機種、4機のミニヘリコプターが終結。
別に申し合わせたわけじゃないのに!

操縦するのは、今回初参加、カシオペアの「名人」加藤氏
見守るのはこれまた初参加のT橋氏

いつも素晴らしいスケール機を製作されるEMC2さんが持ち込んだのは、Minimoaでしょうか?
計器板やパイロットなど惚れ惚れする作りに皆、興味津々です。
手前、maguさんの機体、Favoriteもスタント機並みのピカピカの塗装で魅了します。

どちらも飛ばすのが惜しいですね、な〜んて言いません! 早く投げろ〜〜(笑)

昼間から温泉につかり、部屋で一寝入るする人も。
そして待ちに待った夕食です。ケリエ山荘はこれが楽しみで来るんです。
まずはワインで乾杯し、オードブルを頂きます。

最後の晩餐じゃありませんよ!
久しぶりに再会した仲間と、明日、晴れることを祈って前祝です。

まあ、やっぱりケリエさんの食事は写真を出さなきゃね。
今回は、いつも同じじゃ・・・という女将さんの計らいで、魚料理にブイヤベースを出してくださいました。

オードブルはズワイ蟹のテリーヌと
ホタテの料理かな?
ブイヤベース
早いうちからコトコトと煮込みます
いつものシーザーサラダ
ベーコンがアクセントです。うまっ!
ムール貝のバター焼き?
焼き茄子とエシャロット添え
頂いたワインとガーリックトースト
これだけでなんかお洒落ですが、
お代わりには、焼きたての違う種類
のパンが
ブイヤベースの残った汁に
サフランライスを加えてリゾットに
メインは牛フィレ肉のマデラソース
おなかがいっぱいでも入っちゃう。
デザートはシンプルにコーヒーゼリー
もちろん入れたてのコーヒーも添えて
カシオペアの「名人」さんから、mini FOX G-IIを賞品にご提供いただきました。
食後はこれを賭けて大ジャンケン大会で盛り上がります。
大接戦の末、岐阜から参加のトーイさんがこれをGETされました。
次のミーティングには飛ばすことが条件ですよ〜


「2日目」

ケリエ山荘での長〜いミーティングから一夜明け、早速気になる天候は??
山全体に霧はかかっているものの、どうやら雨は上がっている様子。こりゃ登らざるを得まい・・・

高原には、ニッコウキスゲがその可憐な花を咲かせていました。
って、そんなレポート要らんわ!

霧が晴れるのを待ちながら、いつでも飛ばせるように準備だけは万端に。

BOSSさんはこの日のために新作の機体をお披露目。
絹張りのようにも見えますが、透明な部分もすべてグラス張りの美しいクラシック機です。
何でも日本でまだ2機しかないそうで。

飛ばせるといいですねぇ〜

カシオペアの「名人」を取り囲んでRC談義
新製品は?? プロポのセッティングは??
話題は尽きませんが、霧は晴れる気配がありません。
こちらは組みあがってフライトの出番を待つアートホビー軍団。
一宮から参加の、BRCのメンバーの機体です。
小は1mから大は2.5mまで。どれも木目が綺麗な素晴らしい機体です。
昼も1時を回り、天候は回復する兆しもなく、いったん会はお開きにして、有志で海岸ソアリングに出発しました。
場所は、サスペンスドラマでもよく登場する、某K岬

早速フライトをスタートする「名人」さん

海岸の岩場をすれすれに駆け抜ける、「名人」さんのmini FOX
これぞ、海岸ソアリングの醍醐味?
でも、モーターがついてるんですけど・・・・
アルウインドはモーター無しでも良く飛びます。
とんびが寄ってきて機体を警戒します。

「ここらへんは、俺たちのショバだぜぇ」

BOSSさんも大胆です。
なんか浮きが悪そうなプライマリー型のスケール機をさっさと投げちゃいました。
しかしこれが意外とよく飛ぶ!
どうも失礼いたしました。

風の条件はそれほど良くなかったものの、軽量機が浮いていられるような風がコンスタントに吹き、非常に飛ばしやすかったようです。

FRCから初参加の岩谷さんも、自作のスロープ機を見事に飛ばされました。
後ろでサポートされるのは、仕事に都合をつけて海岸のみ参加された石川イトウさん。
いつもどうもありがとうございます。

海岸で少しは2日間の鬱憤を晴らしたメンバーで記念写真。
また秋のリベンジを固く誓い、再度山に思いを馳せながらもメンバーはそれぞれの帰途につきました。

本レポートの写真は、一部ミノリッチさんにご提供いただきました。
どうもありがとうございました。