OpenTXってなんだ?

(話題のマルチプロトコル送信機を徹底解説!)

2021.5.29
Update 2021.10.16


 OpenTXとは、送信機を動作させるファームウェア(基本ソフトウェア)で、その名の通り、オープンソース(その仕様が公開されており、多くのユーザーが意見や希望を出し合う)ことで開発が進められています。大変豊富な機能を持ち、ユーザーの工夫次第でいろいろな動作をさせることが出来ます。無料で誰でも利用することが出来ますが、開発元では運営のための寄付を募っています。 

 これに対して、通常我々がこれまで手にしているコンピューター・プロポはやはりソフトウェアで動いているのですが、これはメーカーがハードウェアとともに開発し、使いやすいように機能を整理して提供しており、一部のカスタマイズ可能な項目を除き、ユーザーが機能を変更することはできません。

 OpenTXは、2013年にβ版が公開されました。それ以来、対応する送信機の追加や機能の改善、不具合の修正など大小のバージョンアップが頻繁に行われ、OpenTXのホームページで公開されています。同ページではOpenTXのバージョンアップ履歴や変更点、マニュアルなども掲載されているのですが、現在のバージョン Ver.2.3はまだ新しいため、対応したマニュアルはまだ公開されていません。しかし、OpenTXを使いこなすための情報交換フォーラムや、詳細な解説ページが準備されています。
(Radiomaster社のホームページで、TX16Sのマニュアルが公開されており、OpenTXのことがかなり詳しく書かれています)

 今回、CIVILのホームページでは、このOpenTXを搭載したマルチプロトコル送信機、Radiomaster TX16Sを例に、使いこなしのコツ、ノウハウを解説していきたいと思います。

現在の最新ファームウェア

  バージョン DATE 主なアップデート内容
OpenTX 2.3.15 2022.4.22 いろいろな小修整
Multi Module v1.3.3.7 2022.1.16 小修整
Edge TX v2.7.0 2022.4.16 いろいろな機能追加と修正

注: メーカー純正品以外の送信機又は受信機、サーボなどを使用した場合、当然ながら動作保証、メーカー保証は受けることが出来ません。
OpenTXの送信機は国内での使用に必要な技適を取得しているとはいえ、使用にあたっては自己責任にて十分な動作確認をしてご利用ください。

OpenTXを採用した送信機、Radiomaster TX16S

OpenTXの使用準備と初期設定

基本的モデルの設定

モーター・グライダーを設定してみる

もっと楽しく!使いこなしのツボ

 ファームウェアのアップデート 


Radiomaster社のホームページ

OpenTXのホームページ

マルチプロトコル・ファームウェアのページ

 Edge TXのページ 


  
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